PR

パスタマシーンでつくる吉田うどん風うどんの作り方・レシピ パスタマシーンでがっちり粉をこねあげ、がっつりとした食感を堪能できるレシピ

うどんレシピ
スポンサーリンク

パスタマシーンを利用してつくる吉田うどん風うどんの作り方を書いています。

パスタマシーンの機械のちからを借り、しっかり、がっちりと粉をねりあげ、グルテンのむすびつきを強固なものにします。

そして、さらに生地を二日間熟成させました。

体感になりますが、熟成期間は1日ほどで十分だなと思いました。

機械と時間のパワーをかり、ねりあげられたうどんの弾力とコシは、はなはだ強いものです。

パスタマシーンさえあれば、おうちが吉田は富士にはやがわり。

パスタマシーンを使い製麺しました。

吉田うどん風の材料(2~3人分)    

  • 中力粉:200g
  • 水:70g
  • 塩:8g
  • 打ち粉:適量

吉田うどん風の調理工程

  1. 中力粉、塩、水を混ぜあわせる
  2. 生地をパスタマシーンでのばす
  3. 生地をパスタマシーンで切る
  4. うどんの出来上がり

吉田うどん風の作り方【 写真あり 】

中力粉、塩、水を混ぜあわせる

中力粉:200gと、水:70g、塩:8gをボウルにいれる。

混ぜはじめは中力粉と液体が混ざりあい粘土状になる。手で混ぜるとくっついてしまう。さいばしやゴムベラを使って混ぜるとよい。

粉と水分を混ぜる専門の調理器具をつかい混ぜた。手で混ぜるように素早く混ぜることができる。

200gの中力粉にたいし、水:70gでは、粉ぜんたいに水がいきわたらない。

バサバサでも問題ない。かぎりなく水をへらすことで食感を強くする。

バサバサの状態のままビニール袋にいれる。できるだけ、空気をぬき、粉と粉をしっかりと密着させる。

半日ほど、ビニール袋にいれた生地を冷暗所で寝かせる。寝かせるおすすめの場所は、野菜室。

粉のまぜかた参考動画

生地をパスタマシーンでのばす

生地を作業台にとりだす。パスタマシーンもセットしておく。

軽石よりも固い生地。このままではパスタマシーンにとおせない。

そこで、できるだけ細かく切りわける。

そして、切りわけた生地をうすくのばし、パスタマシーンにとおす。

うすくなった生地をかさねあわせ、パスタマシーンにとおす。

生地をどんどんかさねあわせながら、ひとつの生地にまとめあげていく。

また、なんどもパスタマシーンに生地をとおすことで触りごこちがなめらかになる。

まとめた生地を忍法の秘伝が書かれている巻物のようにまるめる。

そして、ビニール袋にいれ再び熟成させる。

半日ほど熟成させた生地をとりだす。芋のようにまがらない強度。

パスタマシーンにとおせる厚さまでのばす。

そして、パスタマシーンで生地をのばす。

パスタマシーンでのばした生地をふたつに折りたたむ。

そして、もう一度パスタマシーンに生地をとおす。折りまげ、何度もパスタマシーンにとおすことで生地が堅牢になり、強度がます。

二日間、生地を熟成させた。1日1度、この作業をくり返したが、おそらく熟成期間は1日、のばし作業は1度で問題ないと思った。それ以上は、生地がつよくなった印象はなし。

さいごに食べやすい長さに切っておく。生地はのばさずに、もっとも厚いまま。

生地のばし方参考動画

生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る調理器具)とガイド(生地を固定する調理器具)をとりつける。

打ち粉をふった生地の先端をカッターにあわせ、パスタマシーンとガイドのうえにおく。

カッターにハンドルをとりつけ、くるくると回す。生地がカッターをとおり、うどんになって落ちてくる。手でうけとるか、清潔な器でキャッチする。

すべての生地をカッターにとおす。

加水率がひくい生地なので、うどんはくっつきにくい。

それでもうどんが、くっつくときは打ち粉をふる。

半日以上放置するときは、キッチンペーパーをひいた密閉できるようにいれる。冷暗所にいれておく。1日を目安に食べきる。

生地を切る動画

うどんを食べる

麺:100gにお湯1リットルから2リットルを用意する。

ぼこぼこと沸騰させたお湯に麺をいれる。

かたい食感をのこすのであれば、ゆで時間は短く。やわらかい食感をたのしむのであれば、ゆで時間は長く。

カツオ節で出汁をとり、味噌をときいれつゆを作った。

トッピングにネギとキャベツをのせる。

加水率がひくく、なんどもねりあげたうどんは、角が直角とかんじるほどに、ぴしッとしている。

水ではなく、粉と粉をダイレクトに密着させた西洋の城壁をおわせる堅牢なうどんの表面。

しっかりと頑丈ではあるが、うどんの表面は朝露にぬれた葉のように艶やかになめらか。

うどんをすする。うどんが、舌にのった瞬間、このうどん重いゾと感じいる。

空気をふくんでおらず、純粋に粉そのもの存在感を舌の味蕾で堪能できる。

うどんを噛むと、鳥が跳躍する瞬間に体にちからをため込むような、張りきった歯ざわりがある。

そして、焼き肉たべ放題で、たくさんのカルビをしこたま胃におさめこんだ腹のように、うどんの食感と弾力は充実しきっている。

水がすくなく、のどが渇くかとおもうほどに粉と粉が密着した結果、中力粉の甘さと滋味の奔流をしかと口中で実感できる。

時間をかけた結果、おてがるに作るうどんよりも、迫力いっぱいの弾力と食感あるうどんを作れた。

お好みで辛い調味料をかければ、ますます富士の裾野の味にちかづける。

吉田うどん風を作って食べた感想【 まとめ 】

吉田うどん風は、水の量をすくなく、そして、生地を寝かせながら水をいきわたらせれば弾力とコシは強くなります。

あきらかに、ふつうに作るうどんよりも、歯ごたえがちがいます。重さがちがいます。充実度がちがいます。ふつうのうどんとは、ちがうんですよ、そんな声が白いうどんから聞こえてきそうです。

吉田うどんは通販で買えます。

しかし、パスタマシーンがあれば、かぎりなく通販で購入した吉田うどんにちかい食感と弾力、コシのうどんを作れます。

パスタマシーンを使えば、麺の幅と厚さを均一に切ることができます、素人でも。

市販の吉田うどんを食べた感想も書いています。

タイトルとURLをコピーしました