この記事は、VIFON ベトナム インスタントフォー 鶏肉風味を食べた感想を書いています。
ベトナムの淡泊なれども手ごたえのある鶏肉のだし。
こぶみかんの葉など、東南アジア料理の香りがただよい。
香辛料のいい塩梅の刺激を感じられる。

本格的、というよりもフォーの本場ベトナムで作られた米麺の袋ラーメンです。
米の麺は、米粉だけでなくいろいろとはいっています。

乾燥したフォーを見たとき、すこし量がすくない、と思いました。
ゆでると膨らみます。2袋を食べると、しっかりと膨れる量でした。
タンパク質的な具材をトッピングすれば、1袋でもしっかりと満足できます。

鶏肉だしですが、牛肉のトッピングとの相性もよし。

辛さはひかえめ。辛い調味料をくわえることで、辛さをおぎなうこともできます。
ニョクナムをくわえるとさらにベトナムの味わいに。

麺をひやさえば、冷やしベトナムはじめられます。
そして、作り方がどこにも書かれていない、と思います。読みのがしたのかもしれませんが。

フォーをお湯でゆでます。すぐにゆであがります。お好みの硬さになればひきあげてください。
お好みの野菜を一緒にお湯で煮ても、しっかりとした麺です。崩れません。
そして、粉末スープと調味油をいれた器にいれお湯と麺をそそぎいれます。
お湯の量でスープの味わいの濃淡を調整できます。お好みのスープの味わいに調整してください。
調味油には、ぴりッとした刺激も感じられるスパイスがはいっています。辛いのが苦手なひとは、調味油は様子をみながらくわえましょう。

VIFON ベトナム インスタントフォー 鶏肉風味 実食レビュー

5種類以上の香辛料のかおりが、ここちよさそうに空気のなかで踊っています。
いちばんはじめに鼻孔に届くのは、星型のスターアニスの香りです。大量にはいってはいない、スターアニス。
それでもゆっくりとひろがるスターアニスの香りがあります。
そして牛肉の匂い消しにつかわれる黒い香辛料のように硬質的に澄んだ香りも感じました。
そして、ベトナム料理といえば、忘れてはいけないパクチ、コリアンダーの香り。
生の緑の葉ではなく、小さくて硬い種をすりおろしたような爽やかな香りがあります。
そのほかには、タマネギとネギ、ニンニクを油でいためた、その油をくわえたような愉快な香りも感じられます。

お湯のごとく澄みわたり、細かいハーブが気持ちよさそうに浮かんでいるスープの様相。
そして、小さい赤と黄が混ざった油も浮いています。
しっかりとスープの旨味はあります。ご安心ください。
鶏の骨から、肉まで、鶏一羽を香辛料と一緒に大鍋で煮だした淡泊な味わいが土台を作っています。
鶏肉の臭みは、まったく感じません。
鶏の旨味と野菜の滋味。そこに、すこし砂糖をくわえた、おっとりとした味わい。
そのあとに、つんッと尖った黒胡椒系の刺激が、ちくちくと広がります。
さらに、カレー粉とはちがい、クミンやターメリックをのぞいた東南アジア的なエキゾチックでしなやかな香りがひろがります。
スターアニスにコリアンダー、クローブなどの調和のとれた香りです。どれかひとつでも多すぎるとバランスが崩壊してしまう。
それほどに絶妙にイケてる香辛料の組みあわせ。
そして舌の奥が、ひりッとすこし痛むほどの辛味をすこし感じました。

フォーは、日本のきしめんほどの太さ。
そして、掴んだ箸が見えるほどに、セクシーな薄さ。
麺はゆで時間、お湯の温度で舌ざわり、歯ざわりはかわります。
太いですが、つるりと滑らかにすすりこむことができる米麺です。
舌のうえを撫で上げる、独特の質感は米の麺ならでは。
個人的に思ったのは、このフォーはゆでたあと1時間ぐらい放置しても、ほとんどのびていないように感じました。
それほどにしっかりとした弾力とコシです。
あと食べたあと、手なのか、胃のなかなのか、お風呂にはいるまで、ずっと香辛料の香りが体に付着します。
つねにいい香りがし、食欲を刺激します。ご注意ください。

