そば湯まで美味しい蕎麦 食べ比べセットを食べた感想を書いている記事です。
3つの蕎麦を食べくらべました。
3つの蕎麦には塩がいれられていません。
なので、蕎麦をゆでたお湯を飲んでも塩からくなく、血圧があがる心配がありません。
塩をいれずとも、蕎麦らしい軽快なのどごし、滑らかな舌ざわりを堪能できる乾そばです。
どの蕎麦の原材料も蕎麦粉が一番さいしょにきています。つまり小麦粉よりも蕎麦粉のほうの割合がおおい乾そばです。
蕎麦粉はプレミアム黒は、信州産の蕎麦粉がつかわれています。そのほかの二つは国内製造と書かれていました。
そして、三つの蕎麦粉すべてに小麦たんぱくがすこしいれられています。
あとは黒蕎麦に山芋がいれられている違いがあります。ほかの二つには山芋はいれられていません。
塩のはいっていない、そば湯は、口あたりは柔和。ゆるゆるとした禅味を楽しむことができます。
どろりとしておらず、健康的な質感です。しみじみと、うまいと実感できるそば湯でした。

蕎麦をゆでたそば湯にめんつゆをくわえるだけで、だしをとる必要がない、そのように思うほどに味わい深いおつゆをつくれます。
ほんとにそば湯が、おいしいんです。

のびにくい頑丈な蕎麦でした。温かいお汁にいれて食べることもできる、そば湯まで美味しい蕎麦です。

またのびにくい蕎麦でもあります。そば巻きなどにも利用できる蕎麦です。
蕎麦が固まってしまったときは、水に漬ければ、ゆるりとほどけます。


蕎麦は王道の味わいです。そばのメニューに書かれているトッピングであれば違和感なく美味しく食べることができます。

蕎麦は、できるだけ同じ量のお湯で、おなじ時間だけゆでました。
あきらかに蕎麦の質感と滑らかさ、太さはちがうと感じました。
黒蕎麦

蕎麦の実の皮をまぜこんだ、栄養たっぷりな見ため。
7~8割蕎麦のように感じられました。牧歌的な見ためで、蕎麦の香りが、ほのかにたちあがっています。

見ためとはうらはらに、口あたりは軽いです。ふわりとした舌ざわり。
ちょっと力をいれて息を吸い込むと、するりと蕎麦をすすりあげることができます。
蕎麦は、舌のうえを素直にすべります。蕎麦の角は、ぴんッとたち景気よくいなせで涼し気。
細めでありながら蕎麦を噛むと、かたすぎない絶妙な歯ごたえがあり、噛むたびに蕎麦の風味がふくらみます。
軽さと旨味は、山芋の存在が影響してるかもしれません。
完成度のたかい黒です。蕎麦の乾めんには塩はいらないダと教えてくれるそば湯まで美味しい蕎麦。

つぎにそば湯です。うっすらと色づいているそば湯。
あれ、ちょっと色あいが薄いんじゃない、と思いました。
ねっとりしていないところにそば湯の妙があるとしりました。
お湯に上質の葛をとかしこんだような、しっとりとした湿潤な口あたり。
植物性のゼラチンといいたくなるほどに、まったりとした舌ざわり。
そばの粉をお湯に直接いれ、溶かしたように「あ、そばの風味がある」と舌の味蕾が気づくほどに蕎麦の風味は潤沢です。
そば湯はついでに飲むものとは思わせません、そば湯まで美味しい蕎麦は。
蕎麦を食べた飲んだという余韻にゆっくりとひたれます。
白

蕎麦の実の外皮を徹底的に除去しきった更科系そっくりの純白な見ため。
ほんのちょっぴりだけ小さい星のような蕎麦も見つけられます。
白は、黒よりも、ひとまわりほど細いです。

繊細、華奢、優雅、さまざまな雅な言葉が浮かびあがる端正な見ためです。
口あたりは、もっとも軽いです。舌のうえを1㎜ほど浮いているように。
口をすぼめるだけで、ちゅるちゅると飲みこめる流麗な舌ざわりは、手延べ系の麺よりも軽妙なものです。
油断していると、噛むまえに、するりと胃に落ちこんでいきます。
麺は噛むというよりも、糸がほどけるように、はらりと口のなかで消失します。
五百メートルほど先に蕎麦が実っているような、あえかな蕎麦の風味が一瞬浮かび消えていきました。
白のそば湯は、もっともサラサラです。
そば湯初心者でも飲みやすいでしょう。そして、そばの牧歌的な味わいを、十二分に愉しむことはできます。
黒 プレミアム

黒プレミアムは、まるで熟練のそば職人さんが切ったような様相です。
蕎麦の口あたりの変則性をたのしめます。
8割、いや9割にちかい蕎麦の含有量だと思いました。

かっちりとした質感です。そばの玄人をうならせる滋味あふれる蕎麦の香りがたちのぼります。
田舎そばにありがちな、ざらりとした舌ざわりはありません。黒よりも力をこめてすすりあげる必要があります、プレミアムは。
それだけ蕎麦粉が充実している証左ともいえます。
蕎麦を噛むと、わーッと大声をあげて蕎麦の風味がとびだしてきます。それはクセがなく、実直で、清潔で潔白といいたくなる清く白い蕎麦の味わいです。
蕎麦の風味が結集し黒い。けれども、蕎麦の風味と味は、信州の清流をおもいだすほどに澄んで明るいです。

つぎにそば湯です。
底が見えないほどに、そばの分子が溶けこんでいます。
黒よりも粘度はつよく、舌のうえに三秒ほどとどまるほどです。
蕎麦ってやつは甘いものなんだ、と驚愕させられました。
砂糖のように、どぎまぎした人口的な甘さではありません。小麦粉を炒ったはったい粉などにちょっと似た甘さ。
胃が喜びの唄をかなでるほどに、栄養たっぷり。その甘さはおしつけがましくなく、あくまで謙虚。
疲れていても、体調が悪くても、飲みやすい粘度と甘味、風味。そば湯を飲んだあとに蕎麦を食せば体調がよくなるかも。
このそば湯だけを商品にしたら大ヒットまちがいなし。
乾そばのそば湯を飲む習慣はありませんでしたが、このそば湯はしこたま美味しい。


