この記事は、戸田久の北緯40度 もりおか冷麺を食べた感想を書いています。
名品もりおかの冷麺をおうちで堪能できるセットです。

もりおか冷麺といえばの、がっつりとシャープな麺とスープ、辛味調味料つきです。
麺とスープのうえに盛りつける食材は用意する必要があります。

シンプルな旨味と辛味です。いろいろな食材とあわせやすいです。
1食の価格は200円を切ります。
しっかりと麺を噛むと、ばっちりお腹もふくれあがりました。

つくりかたは、お湯をわかし、麺を茹でる。

このみっちりと固まった麺。ほぐれるか心配でしたが、茹でているうちに分離しました。

あとは麺を流水であらいしめます。

スープの素と水を混ぜあわせます。スープの素はオイリーで重い印象です。
けれども、お箸で混ぜると、すんなりと水と混ざりあいました。
水を冷やしておくと涼です。

あとはお好みで辛味調味料をくわえてください。
北40度 もりおか冷麵は、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまでもってきてくれます。
ちなみに常温保存で賞味期間は3ヶ月です。
いそがしくて買い物にいけないひとも安心して、盛岡の新名物をおうちで堪能することができます。
戸田久の北緯40度 もりおか冷麺 実食レビュー

牛肉を煮つめた香り。それとみりん系のふんわりとした甘い香りが漂っています。
よくよく集中しないかぎりは、凪にちかい静かなスープの香りです。

スープは、混ぜあわせる水の量で調整できます。
すこしずつ水をくわえお好みの味わいになるように調整しましょう。
スープの根幹をなす旨味は、牛の骨と髄をコトコトとにた旨味です。
ネギ系の風味はありません。が、牛の香りは澄み晴れわたり、臭みはまったくありません。ていねいでいい仕事です。
口あたりは大変シャープなもので、まるで水のようにするりと飲めます。
スープを口にふくむと、牛すじを鉄板で焼いたときにしみでる脂のような甘みがゆったりとひろがります。
脂と書かせてもらいました。けれども、くどくなく、ぎとぎと、べとべとしておらず、研ぎ澄まされた牛角のようにすっきりとした脂の甘味です。
さらにみりんや日本酒の熟した甘味もあります。
そして、最後に角のまるい酸味がやってきます。舌にカーンと響く酸味ではなく、おっとりとした酸味でおたふくの仮面のように優しい酸味です。

つぎに辛味調味料です。
ねっとりとした赤い味噌を日本酒でのばしたような粘度です。
ぺろりと赤い調味料をなめても、すぐに辛い、と飛びあがる辛さではありません。
ゆっくりと地面にしみこむ水分のように辛さはしみわたります。
味噌が熟した旨味もあり、辛いだけの調味料ではありません。すこしだけ辛味から変化した酸味も感じられます。
牛のスープは、ひとによっては味が薄いと感じられるかもしれません。赤い調味料をくわえること、味がびしッとしまり、まるい円を描くようにいい塩梅のスープになります。
スープはゆっくりとした辛さと書かせてもらいました。けれども、スタミナとも、持久力ともいうべき辛さの持続はながいです。
いちど辛いと感じると、紙飛行機が飛ぶように、ず~っと辛い状態がつづきます。
辛味調味料をくわえるときは、ちょっとづつくわえましょうね。

もりおか冷麺の麺がのびることがあるのだろうか、と考えるほどにマッチョな質感です。
麺の表面はまるでゴムと形容したくなるほどにがっちり、角はぴっちりと鋭角。
でんぷんたっぷりといった透明な麺。麺の表面はなめらか。つるつると軽快にすすりあげることができます。
そして麺を噛むと、奥歯をおしかえすほどに、頑健な弾力があります。犬歯でなければ、麺を噛みきれない、そう感じてしまうほどの弾力とコシです。
300円以下とは思えないほどに、充実した完成度のもりおか冷麵でした。

