東洋水産のおだしのきいたカレーうどんを食べた感想を書いています。
洗練されたすっきりとしたスパイスの香り。
ていねいに抽出された和風だしの澄んだ味わい。
さらりとしたカレーうどんです。
辛さはひかえめ。純粋にカリーの香りと、和のだしで勝負しているカレーうどんです。
うどんの色は純白。黄色いスープにはえます。
しっかりとした噛みごたえもあり、うどん感を楽しめます。
そして、1食の価格は、税込で86円。100円以下です。
おだしのきいたカレーうどんは、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまで冷凍した状態でもってきてくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも安心して、お値打ち価格のカレーうどんをおうちでたのしめます。
おだしのきいたカレーうどん 実食レビュー

ていねいに炒りつけ香りをたかめた香辛料のかおりだけをおつゆのなかに落としこんだような洗練された、シャープともいえる香りが、鼻孔にとどきます。
清廉潔白、な香りとでもいえましょうか。ただし、ウコン色をしており、白いTシャツは陶器はしっかりと黄色く染めます。
カレーの香りのしたには、うどんというよりも、そば屋のだしにちかい香りがあります。
干し椎茸や昆布、日本酒、みりんで味をととのえたようなだしの雰囲気。

おつゆをすくいあげると、すこし色の濃いだしにしか見えないことでしょう。
しっかりとカレーの香りはあります。
スープを口にふくむと、スパイスのあえかな苦味のおかげで、口あたり、歯ざわりは、はなはだ滑らか、淡泊、ひっかかるところがなく、さらさらと口のなかに流れこんできました。
スパイスの香りは悠遊とひろがります。爆発的にひろがる、そのようなことはありません。
日本人のように協調性のある香り。ひかえめ、だけれど仕事はしっかり。つまり、カレーの香りは放出しています。
そのあとに、職人が、ていねいに、静かに、旨味を清潔なふきんでしぼり落としたような料亭のおだしにもよく似た淡麗なだしの味わいが波ひとつない湖のようにひろがります。
疲れていても、風邪気味でも、二日酔時でも飲みやすいカレースープだと思いました。
また、スパイスの薬効成分のおかげで、体が元気になる、かもしれません。
また、和風のだしをつかっており、しかも上等の。

白ご飯を食べたくなる魔味をひめている和風カレーです。
ていねいに作られたおだしは、白ご飯をついつい食べたくなりますよね、あの魅力がありすぎるカレーのおつゆ。

うどんは、黄色いおつゆのなかに沈められていても、気品ある楚々とした白色をたもっています。
さらに、つかんだお箸から逃げ出しかねないお転婆な一面もあります、それほどに表面は飄々となめらか。
うどんの表面は、ゼラチンたっぷりといいたくなる煮凝りのように、むにむにと張りきった食感です。
うどんの表面は艶があり、中心部にちかづくにつれ、分子の密度があつまり濃くなり歯ごたえが強いです。
ただ、うどんの中心にちかづくにつれ、白色は透明にちかづいていきます。
うどんの表面はつるつる。カレーの粘度もひかえめ。けれども、しっかりと白いうどんに、黄色いカレーがまとわりついています。
おだしのきいたカレーうどん アレンジレシピ

おだしをきかせたカレー。
さらに和風のカレー。和風の素材との相性がとてもよいです。
たっぷりの野菜を美味しく食べられるカレーうどんともいえます。

当然のようにお肉との相性もよい和風カレーです。
牛肉から豚肉、鶏肉などなど主要な三種との相性は、きっとよいと思います。
タンパク質も摂取できるんです。

カレーは、炭水化物との相性がよい。
つまり、炭水化物であるモチとの相性もよいです。
すこし焦げたモチの香りと、カレーの香りが混ざりあい、いっそう強く食欲を刺激してくれます。

すこし、コッテリとしたカレーうどんを食べたいと考えられたかたは、お湯に牛乳もしくは豆乳をくわえましょう。
そして、卵とチーズをくわえるとまるでカルボナーラのように味わいが強くなります。
のっぷりとした味わいのあとから、カレーの風味がゆっくりと手をふりながらやってくる一杯。

白菜や青ネギ、油揚げなど和の食材との相性も当然のようによいです。

のこったスープにゆで卵を漬けこむと、いい塩梅のカレー卵を作れます。
ちょうどいい感じのカレー風味です。
おだしのきいたカレーうどん 作り方

うどんと粉末スープがいれられています。

うどんをお湯でゆでます。

そして、3分後に粉末スープを鍋にいれさらに煮こんでください。
最初から鍋に加えても、味わいの変化は微差だと思いました。
うどんと一緒に食材を煮ると味わいがにぎやかになり、風味も厚く濃くなります。
カレーは、さまざまな食材との相性がよいのはご存知でしょう。
いろいろな食材と一緒に調理し、あなたごのみの和風カレーを作っちゃってください。


