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【レビュー記事】ピエトロ 名品冷凍パスタ おうちで隠れた名店のパスタをたのしめる 実店舗そのもののソース 冷凍パスタなのに、しっかりアルデンテ 1皿のお値段税込み約850円(2025年現在)

冷凍麺

ピエトロの冷凍パスタを食べた感想を書いています。

おうちで隠れた名店となだかいピエトロのパスタをたのしめます。

まるで目のまえでソースを作ったように新鮮なパスタソース。

そして、冷凍されたパスタだというのに、しっかりとアルデンテ。

不思議です。ピエトロマジックです。

公式の情報を読むと、20年以上の歳月をかけて生みだされた秘伝のパスタのようです。

パスタを口にふくんだ印象は、ふとい。しっかりと舌で重さを感じとれるパスタの厚みと太さです。

パスタを歯で噛むと、しっかりとした歯ごたえがあります。そして、パスタの中心部は、半透明のアルデンテ。

イタリアの陽気な太陽の光をたっぷりとあびた黄金色の小麦の風味を実感できます。

硬すぎず、さりとて、柔らかすぎず、しっかりとパスタを食した手ごたえ、歯ごたえをたのしめます。

パスタの表面は、なめらか。けれども、微細な溝がいれられているのか、よくパスタソースがからみます。

作り方は、外側の包装をはずし、吹き出し口を確認して電子レンジいれる、そして書かれている時間どおりに調理するだけです。

しっかりと、こちらが上と書かれているほうをうえにしておけば、爆発しませんでした。

かなりギリギリにふくらみますが、ぷしゅ~とへこみます。

パスタ一皿のお値段は、千円にせまる価格です。

お高いと思われたかたもいらっしゃるでしょう。

ただ、そとにでかけて、店でまつことを考えればお安くつきます。

また、ピエトロの公式オンラインストアをつけば、おうちまでピエトロの味を運んできてくれます。

レストランの味をご家庭で。【ピエトロ公式オンラインストア】

海老とオリーブのトマトクリームソース 

熟したトマト、オリーブのちからづよい酸味、ほのかに海鮮だしの香りを感じます。

肉厚で、赤い線がくっきりと確認できる、ケチくさくない海老がごろりといれられています。

食の都博多の粋をかんじさせる海老の大盤ぶるまい。

ソースは、甲殻類の旨味をトマトに溶けこました味わい。牛の乳の味わいは隠し味。

太陽をあびたトマトのグルタミン酸の旨味と母なる海に育まれた甲殻類の旨味を精妙にととのたパスタソースの味。

ほのかに酸っぱく、それでいてゆったりと柔らかく、艶ある媚びる旨みが後にのこります。

海老がいれられている、だから、甲殻類の風味は海老のようにも感じます。けれども、カニの味噌のような豊かな味わいもあるようにも思いました。

海老は、さくさくとした食感。ざくりと歯がしずみこみ、海老の繊維の躍動をしっかりと実感できます。

噛んでいると、海老の細胞にしみこんでいたあえかな純に甘い風味。それとミネラルたっぷりな海の塩分がどうじに口なかにあふれます。

すこし海老の殻をあぶったような香りもありました。

黒いオリーブもしっかりとした厚みを残しています。まったりともいえる赤いソースのなかの黒いオリーブの存在感はでかいです。

オリーブがあるおかげで、地中海の息吹をかんじとれるパスタソースになっています。アクアパッツァなどのように海の恵みの味わいをふかめてくれる山のオリーブ。

内包されているパスタの量を、余裕でまかなえるパスタソースがはいっています。

すこしお腹がものたりないと感じられたかたは、パスタをゆでてお皿に追加し、ソースと混ぜあわせてやればおいしくお腹をふくらますことができます。

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博多明太子カルボナーラ

本店が博多にあるピエトロ。博多といえば、そう明太子。

その明太子とカルボナーラを見事にマッチさせた辛さとクリーミーさを堪能できるパスタ。

明太子の熟し、辛く、すこし酸っぱくて、そしてタラの子のもつ独特の風味はしっかりと香ります。

そして、濃厚なマヨネーズの香り、いや、全卵とチーズの香りでしょう。

すこしだけ、乳製品をこってりと煮たような豊かな風味も感じられます。

なめらかな口あたりです。健気でエロティックともいえる色気です。

電子レンジで調理している、けれども、スクランブルエッグ状にならずにトロトロした舌ざわり。

一流のシェフの技術をおうちで楽しめるんだ、と思いました。

チーズと全卵、乳製品を精妙に混ぜあわせたクリーミーな奔流のなかに、赤く小さい魚卵が浮かんでおり、ぷちぷちと舌と歯のうえで食感が爆ぜます。

はじめのうちは明太子の辛さはひかえめです。クリームに辛さはつつまれており、むっちりとした食感のパスタといっしょに食べていると、魚卵の風味はしっかりと感じられます。

けれども、辛さはなく、あれ、タラコスパだったかなと勘違いしますが、あとからジワジワと赤い辛味がひろがります。

飛びあがるほどの辛さではありません。しかし、辛いと舌の味蕾でしっかりと確認できる辛さです。

クリーミーな甘さのあとに、ぽっかりと赤い太陽のような辛味が浮かびます。

博多の名物と、イタリアの名物パスタをみごとに調和させた匠の技。

お肉好きのあなたのためのボロネーゼ

牛肉を黒い鉄のフライパンで焼いたときの香りが、おさらのうえに充満しています。

トマトよりも、たくさんのお肉がいれられている、そのように鼻がかんじるほどに充実したお肉の香り。

そして、醸造した赤ワインと熟した赤いトマトの水分をしっかりと煮とばした気品の高い香りもあります。

お肉の粒をしっかりと視認できます。ソースは、しっかりとパスタにからみつく粘度です。

口に赤い旨みの塊をいれると、牛の豊満な旨みが飛び、トマトを先頭にかずかずの野菜の旨味が波のように押しよせ、赤ワインの熟した酸味と苦味があえかにこだまします。

見ためだけでなく、舌の味蕾で、奥歯で、お肉の存在をしかと感じとれます。

お肉の存在のしたには、ウスターソースの風味にもよく似た豊潤な野菜の旨味あり。

その野菜の旨味と溶けあうように感じられるのは、フルボディーの赤ワインのアルコールを飛ばした熟成と新鮮をかねそなえた悠遊とした風味。

個人的な印象になりますが、このミートソースは、ひとによっては辛味やチーズ、黒胡椒など、なにかピースがかけている、と感じられるでしょう。

いろいろとお好みの調味料をかけ、龍やダルマに眼をいれるように、あなたの手で皿の味を完結させるパスタだと思いました。

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