この記事は、明星食品の鉄板焼そばを食べた感想を書いています。

8年ぶりにリニューアルされたそうです。
黒いソースの香りが、白い蒸気となり心地よく食欲を刺激してくれる焼そばです。
鉄板で焼けば、ほんとに焼そばになります。

鉄板焼そばは、鍋に規定の量の水をいれ沸騰したところに麺をいれます。

そして、麺をひっくりかえし、麺ぜんたいがお湯につかるようにほぐし水分を飛ばす、そしてソースをくわえるのが規定の調理方法です。

ソースをくわえたときに、どれだけ水分がのこっているのか、それによってペシャペシャになったり、ゴワゴワになったり味わいがかわります。

個人的には、具材をフライパンで別にいためておき、ゆであげた麺をフライパンにくわえ、さらにソースもくわえ焼きあげる方法が、もっとも美味しく作れると思います。
ただし、洗い物はひとつふえます。
王道のソースです。よっぽどキテレツな食材でないかぎり、鉄板焼そばに具材をしてくわえることができます。
鉄板焼そば(明星食品)実食レビュー

新鮮な青のりの香りが皿のうえを舞っています。
清い水が流れる河の岩についた清潔な青のりな印象です。
青のり、いい仕事してます。
ちょっぴり乾燥紅ショウガもいれられています。個人的にはもうちょい紅ショウガをいれてもらいたいところ。
そして、ソースは醤油というよりも、なにか野菜たちを煮つめたおした、洋食屋のソースのような、重みがあり複合的な香りです。
ウスターソースやオイスターソースなどの厚みのある風味。そして、果実的な甘みも隠されています。
不思議なことに、香りはずいぶんと重いです。けれどもソースをなめた印象は軽快で軽妙。
舌にもたれず、さらりとした印象です。くどくなく、舌のうえでほどけて溶けていく。
それでいて、しっかりと焼そばのソースらしい、にぎやかで、心をうきたたせてくれる愉快な遊び心ある味わいはあります。
どれだけ、水分をのこす、どれだけ水分を飛ばすかで、ソースの印象は劇的に変化すると思います。
基本に忠実。そして味わいはゆたか。けれども後味はさっぱり。とても食べやすいソースです。

そのソースのさっぱりさの一助をになっているのが、曲芸師のような麺の軽やかさでしょう。
焼そばの麺らしくなく、ごわごわ、ごつごつしていません。
舌のうえにのせても重さを感じない、それほどの浮遊感のある麺です。
ソースがからんでいても、するすると口のなかにすいこむことができます。
そして、ソースの香りをふりまきながら、胃に飛びこんでいきます。
焼そばを食べた気配だけをのこして。

鉄板焼そばは、それだけで食べるよりも、いろいろな具材、とくに豚肉と一緒に焼きあげることで、丸い輪がとじるように完の璧な味わいにちかづきます。
あとはお好みで野菜をくわえてください。
鉄板焼そば(明星食品)アレンジレシピ

焼そばだけじゃ、お腹がふくれない。
お米をたせばいいじゃない。
鉄板焼そばのソースは、ご飯との相性もよきです。

鉄板焼そばの麺は、しっかりとソースをまぶしておくとくっつきにくいです。
お弁当にぴったりの焼そばともいえます。
海苔で巻いて海苔巻きに。片手で食べられるお弁当スタイルです。

