この記事は、昭和ミートのむかし懐かしナポリタンを食べた感想を書いています。
戦後にうまれた赤いスパゲティ。たっぷりのトマトケチャップをつかった豊かな味わい。
隠し味としてソースと酸味がいられらた、やさしく、どこかぬくもりすらも感じさせてくれる赤い味わい。
ナポリタンといえばの、ソーセージとタマネギ、ピーマンもはいっています。
調理方法は、湯せん、もしくは電子レンジ調理です。電子レンジで調理するときは、かならず袋にちいさい穴をあけてから調理してください。
なつかしい味ですが、令和のいまでも愛される日本人の味覚にミートする永遠の定番ともいえるスパゲッティです。
むかし懐かしナポリタンは、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまで冷凍した状態でもってきてくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも安心して、ナポリタンの郷愁を堪能できます。
むかし懐かしナポリタン 実食レビュー
ケチャップを鉄のフライパンにいれ、しっかりと水分を飛ばした充実した香り。
その香りに、緑のピーマンの軽やかな風味、そして、熟成させたお酢、黒酢などによく似た角のとれたサワーな香りも混ざっています。
ほんのりと、肉が焦げた香りも漂っています。
スパゲティは太めです。フォークのすきまにかろうじてハマりこむほどに太いです。
スパゲティの食感は、ゆでたあとに、水で冷やし油をまぶし、冷蔵庫で熟成させたように表面がほどけています。
いい塩梅にやわらかくなり、ねっとりとした粘度の赤いソースがよくからみついています。
スパゲティの表面には、しっかりとソースの味わいがしみこんでいました。アルデンテはなく、ぬっとりと均一な口あたりです。
スパゲティの表面は柔らかいと書かせてもらいました。けれども、鉄板で焼いたように、しっかりとした食感をもつところもあります。柔らかさと硬さ、ジキルとハイド、ふたつの顔をもつスパゲティです。
赤いナポリタンソースは、赤いトマト、それもすこし酸味をもったトマトの水分を飛ばした味わい。グルタミン酸の旨みを舌の先で実感できます。
そして、ニンニクやタマネギなど香味野菜をたっぷりと煮つめた豊かな風味も感じられ、そのあとにトマトと黒酢を混ぜたような熟成しまろやかな酸味が舌をさっぱりと清めてくれます。
ソーセージは焼いたような、燻煙でいぶしたような香り。ちいさいけれども、おおらかで、存在感のある香りを放出しています。
タマネギとピーマンは炒めている、けれども絶妙な食感をのこしています。硬すぎず、さりとて柔らかすぎず、心地よい食感です。
スパゲティの炭水化物だけでなく、肉と野菜も摂取したという満足感をえられます。
味付けは、しっかりとされています。
もしも、濃いと感じられたかたは、卵で巻いたり、野菜をたっぷりといれたりして食べてください。
