この記事は、手延中華麺 揖保乃糸 龍の夢を食べた感想を書いています。
素麺界の絶対的王者である揖保乃糸が、熟練の手延べの技をおしげもなくそそぎこんだ中華麺です。
滑らか感抜群の口あたりと歯ざわりの中華麺を知ってしまうと、ちょっとほかの細めの中華麺を食べられなくなる恐れすらあります。
Amazonで100件以上のレビューがあり、星四つ以上を獲得しているのもうなずけるビン!と感じる中華麺の存在感でした。
揖保乃糸 龍の夢は、素麺ほどに高くはありません。お手頃価格の中華麺です。常食できるお財布にやさしい価格です。
有名ラーメン店の味をそのままご自宅にお取り寄せ
揖保乃糸 龍の夢 実食レビュー

つやつやと淡い黄金色に輝いている細めの麺です。
揖保乃糸の熟練の職人たちの手延べの技が冴えわたっている手延べ麺です。
麺の表面をどこを見ても、毛髪一本の傷はなく、まるで鏡でコーティングしたように気品ある清冽な装い。

お箸でつかむのが困難なほどに、麺の表面は滑らかすぎるほどに滑らかな箸ざわり。
麺の長さは15㎝ほどです。つるッとすすりやすい長さいです。口をすぼめると、するッと口中にはいりこんできます。

かんすいをいれていると書いています。けれども、かんすいの匂いは、ほとんど感じません。
水のように清らかな静謐な香りです。
麺を噛もうとすると、黄金のウナギのように歯から逃げる妙味ともいえる麺の歯ざわりです。
噛むと一瞬、しなやかともいえる麺の弾力と、デリケートともいえる精妙な歯ざわりを体感できます。
麺を噛んでも、食べても、飲みこんでも、歯と舌、どこにもひっからない澄明な口あたり。
麺は丸く細い、噛んだと実感できる一抹の弾力とコシはあります。
その弾力とコシは、端正で清潔なもので、歯で噛みきった部分がうねるように口中を飛びはねます。
味わいということになると、あえかな精白された小麦の滋味はある、たぶん、ある。
麺の滑らかさと弾力とコシに集中していると、気づかないほどに玉揺らな小麦の風味です。

個人的には、とんこつなど、がっつりと濃いスープとあわせるのを好みます。
濃いスープと滑らかな麺の対比は、まるで陰と陽。あたらしい天体が器のなかに顕現します。
麺の存在感が一級品のラーメンをおうちで作れます。
揖保乃糸 素麺と龍の夢の比較

左が素麺。右が中華麵です。
白と黄色、色はくっきりと違いますね。
そしてよくよく見てもらうとわかるのですが、中華麺のほうが太いです。
そして食感も幾分てごたえがあります。素麺のほうが軽快な食感です。
あと一束の量は、中華麵のほうがおおいです。
揖保乃糸 龍の夢の作り方

揖保乃糸 龍の夢の作り方は、お湯にいれ3分ほどゆでる。

そして、流水で洗いながせば食べられます。

温かいスープにそのままいれても、あまりヌメりを感じません。つるつるとした食感でした。
揖保乃糸 龍の夢 アレンジレシピ

もっとも滑らかな冷やし中華のひとつを作れます。
きゅうりや卵、ハムとの食感の対比が、たいへん心地よい冷やし中華。

サラダをのせ、お好みのドレッシングをかけまわすだけで、食欲のないひともまっしぐらに食べにくるような新鮮な一皿を作れます。
滑、爽、鮮、さまざまな漢字が口中にあふれかえります。

レモンのビタミンたっぷりの酸味をくわえ、麺の滑らかさをさらに鋭角化させた一杯。

焼きそばとしても食べられます。
これほどに楚々として流々とした焼きそばを食べた記憶がありません。
ソース味でありながら、お上品な口あたり。


日本の栄養たっぷり食材との相性もよき。
納豆や長芋、夏をのりきる必須成分をふんだんに内包している健康食品をおいしく心地よくすすれます。