この記事は、エースコックのよ～いドン！×ワンタンメン 鶏だし塩ちゃんこ味を食べた感想を書いています。
鶏の骨と野菜を煮つめた、鍋の終盤あたりの濃い味わいのスープです。
味わいは濃い、けれども淡泊でさっぱりした不思議なスープの味わい。
ワンタンと麺は、オーソドックスなワンタンメンとかわらないと思います。
さらに作り方もおなじです。麺をゆでる粉末スープをくわえればワンタメンの出来上がりです。
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ワンタンメン 鶏だし塩ちゃんこ味 実食レビュー
鶏の骨や軟骨とタマネギと青ネギをコトコトと弱火で煮て、ていねいに灰汁をとりさった静かな旨味がひそんでいる香りがあります。
そして、なによりも強烈なのが、生姜の香り。まるでいま目のまえですりおろしたような鮮烈に爽やかな香り。
その生姜のおかげで、スープが愉しげにスキップするように軽やかなものになっています。
そして生姜の金色の香りは、野菜がもつ滋味をじっくりとひきだし、まるで白菜をクタクタになるまで煮たような優雅な香りと淡麗な味わいをも顕現させています。
スープの色は、まるで鍋をはじめてすぐのように静かに澄んだ色合い。
けれども、ひとくちスープをふくむと、おじやをいれる終盤あたりに醸しだされる味わい。
鶏肉や野菜、キノコ、豆腐など様々な食材を煮たたせずに、ゆったりと火をいれた円熟した味わいがひろがります。
それは幾層にも薄い味をかさねたような、重厚で密な味わい。
脂感はひかえめ。胃がもたれず、疲れた体調でもすすりやすい
旨味は、しっかりと感じられるスープ。けれども、あとあじは、とてもさっぱり淡麗。
生姜の活き活きとした辛味が、スープの枠組みをびッとひきしめ、高音の単音がひとつ響いたように爽快な後味。
そして、生姜の薬効成分のおかげか、胃の奥底が、ぽっかりと温かくなりました。
いろいろな和風の食材とあわせやすく、ホっとする旨味がある淡麗なスープ。
鍋のスープとして利用できると思います。〆には麺とワンタンをいれて。
硬めに茹であげたので、しっかりとした質感の麺。
すッと息をすいこむと、麺を10㎝ほど一気にすすれるほどに軽快な食感。
細めの麺は、うねうね流々と舌のうえをすべり、麺が舌のうえを通りぬける瞬間は、すこし悦楽をともなった愉快さがあります。
そして、茹でた麺は、にごりも、とろみも溶けだしておらず、スープの透明度を阻害していません。
ワンタン麺です。板状のガムそっくりの形の白いワンタンが2枚ほどいれられています。
細い麺のなかに、とつぜん現れる壁。
どっぷりと香辛料たっぷりのスープをすいこみ、舌ぜんたいでカリーの香りと熱を堪能できます。
ワンタンメン 鶏だし塩ちゃんこ味 アレンジレシピ
八百屋で売られている、ほとんどの野菜との相性がよい生姜が効いた鶏スープ。
よっぽどおかしい野菜をのぞく。
たっぷりの野菜だけでなく、鶏肉から豚、牛肉から、魚肉との相性もばっちり。
ひとによっては、淡泊がすぎると感じられるひともいるかもしれません。
そこで、ニンニクや唐辛子などをくわえると味わいが、ぐんと深く、どんと濃くなります。
さらに食欲のスイッチも押してくれる香りになります。
茹でた麺をと粉末スープを一緒に焼けば、塩焼きそばに。
鶏のだしが麺をおおいつくし、生姜のスパイシー感がくせになり味わいです。
粉末スープをすべていれると辛くなりすぎます、すこしづつ加えてください。
