ニッキーフーズのボロネーゼを食べた感想を書いています。
パスタと赤いソースの重量は250g。

そして、その一食のお値段は税込235円(2025年現在)
なんと重量よりも、価格のほうが低い。この価格高のなか、泣かせてくれる企業努力です。
安いミートソースにありがちなケミカル臭はなく、若く赤い酸味をふくんだトマトの香りがひろがります。
パスタは、しっかりとアルデンテで噛み応えあり。

調理方法は、冷凍庫からとりだし、電子レンジにいれてボタンを押すだけで作れます。
パスタの上下は、しっかりと確認してくださいね。
冷凍パスタの底値をぶち破ったボロネーゼは、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまで冷凍した状態でもってきてくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも安心して、お腹をしっかりと満たすことができ、さらに財布へのダメージも軽微。
ニッキーフーズ ボロネーゼスパゲティ 実食レビュー

白いチーズをたっぷりとけずり、赤いソースにふりかけ、しっかりと溶かした瞬間にたちあがる熟した香りが、まずは鼻孔にとどきます。
ついで、ワインに漬けこんだビーフのすね肉を柔らかくなるまで煮つめたような肉厚でマッスルな野太い風味が、もちあがり、たれさがります。
そのあとに、みずみずしく、赤い皮がはちきれんばかりに元気なトマトの酸味が、袋をつきやぶるキリのように鋭く鼻の粘膜にふちゃくします。
緑のハーブもはいっていますが、存在感はひかえめ。

赤いソースはたっぷりの量があります。しっかりと白いパスタをおおいつくしました。
ソースの粘度は、ホワイトソースよりも柔らかく、さらりとした口あたりです。
また、トマトの酸味のおかげで、ファーストインプレッションもずいぶんと爽快です。

爽やかに赤いパスタソースのしたのパスタは、すこし細めの丸型。
スパゲッティを噛んだ印象は、見ためよりも細い、けれども、芯のあたりは、かしッとした絶妙な歯ごたえがのこされており、満腹中枢を刺激する弾力と歯ごたえ。
お肉にかんしては、大豆ミートのような小さいお肉がいれられています。
ふわりとした舌ざわりでありながら、奥歯で全力で噛むと、むにッとしたおもしろい食感を堪能できます。
赤い酸味、牛の不変的な旨味、そして、最後に大きな白い壁ともいえるチーズの深々とした玄妙な味わいがゆっくりとひろがります。
チーズは乾燥した白いもの、すこしオレンジがかったチーズの二種類の風味があり、味わいに奥行きと厚みがあるように感じました。
チーズ好きがニッコリする充実した味わいのボロネーゼといえます。


