この記事は、平井屋のほうとう生うどんを食べた感想を書いています。
おうちで本格的な甲州・山梨の郷土料理をおてがるに楽しめます。
ほうとうと味噌はついてきます。味噌は、信州みそ系で、しっかりと旨味がついていました。
用意するものは、ほうとうに加える食材と水だけです。
ほうとうなのか、うどんなのか、どちらかといわれると、しっかりとした噛みごたえがあり、お湯のなかで溶けきらないしっかりとした食感のうどんにちかいです。
けれども、しっかりとほうとうらしく、鍋のおつゆに絶妙のトロみをつけてくれます。
賞味期間は20日です。
2人前で税込400円ほどです。個人的には、3人前ほどはあるように感じました。
さらに食材をたくさんいれると、お相撲さん2人前の腹を満たせそうな量の鍋になります。
平井屋のほうとう生うどんは、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまでもってきてくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも安心して、甲州の郷土料理に舌鼓をうてます。
平井屋 ほうとう生うどん 実食レビュー

ほうとう生うどんは、たくさんの食材をいれたほうが、確実に味わいはにぎやかになり、深く厚くなります。
鶏肉と豚肉との相性はよい味噌だと思いました。
牛肉もたぶんいけるような気がします。
すべての魚介にミートするかといわれると、淡泊な白身魚、タイやヒラメなどとは相性が悪いように感じました。
味噌は日本で一番つかわれている信州みそを基礎に、昆布とシイタケの旨味、そしてかすかにカツオ節系の風味もひめられており日本人の八割の舌によりそってくれる万能感のある味噌だしです。
味噌のおつゆの味わいの濃さは、味噌をいれる量と水の量で調整できます。
出汁をとる、もしくはめんつゆを使うように書かれてはいます。けれども、ついてくる味噌だけでも十二分においしいおつゆになると思いました。

平井屋さんは、麺をつくって百年以上の歴史をもつそうです。
ほうとう生うどんは、甲州ではなく名古屋の有名なうどんのように太め。
そして生地には、塩をねりこまれちるようで、しっかりとグルテンが結合しています。
かたくり粉や上新粉が溶けたようなトロみが、ほうとう生うどんをまとっています。
絶妙にとろりとした妖艶ともいえる口あたり。ジュンサイにもよく似た高貴に澄ました端麗な歯ざわり。
たくさんの滋味をふくんだおつゆを、匙のようにすくってくれるようなほうとう生うどんです。
太いけれども、なめらかに楚々とすすれます。
表面にまぶされていた粉は溶けています、けれども表面はまったく溶けていない。
内部は、まったく、ちっとも、ふやけていません。
しっかりとした歯ごたえを維持しています。薄いけれども、張りきった食感です。
むちむち、むにむに、しっかりと噛まなければ麺は分裂しません。
平井屋 ほうとう生うどん 作り方

鍋にお湯をはります。
だし、もしくは、めんつゆをいれるように書いていますが、ふぞくの味噌だけでもええ感じのおつゆになると思いました。
お好みの食材をいれます。煮えにくい食品からいれましょう。
ほうとう生うどんは、10分以上煮ます。
おおきい具材などは、ちいさく切ったほうが効率よく調理をすすめられでしょう。

せっかくのほうとう生うどんですが、半分に切るよう書かれています。
お好みの硬さになるまで煮ましょう。

火力がつよすぎると、お湯が煮つまりすぎる可能性があります。お好みで水を追加し煮るといい感じになります。

最後に味噌で味をととのえましょう。しっかりと味の濃い味噌です。味を確認しながら、味噌をくわえましょう。
すべての味噌をくわえすぎると、どえりゃぁ、しょっぱくなる可能性もあります。
