キューピーのあえるパスタソース ペペロンチーノを食べた感想を書いている記事です。
銀色の包みの袋を手にもつと、こまぎれにされたニンニクの存在を指先で知覚できます。
ていねいにみじん切りにされたフレッシュなニンニクの存在。そのニンニクの旨味は、そのままパスタにのりうつります。
さらに、フライドガーリックもあとのせできます。四方八方からニンニクの旨味が飛んでくる、ニンニクの旨味の四次元戦法。
赤い唐辛子は、丸く細くきられ、舌にふれると辛さが飛びでます。
パセリの香りを保持したまま乾燥させた見事な職人芸。パスタソース1食のお値段は約100円。
パスタは別売りです。パスタをゆでるお湯に塩をくわえずに、パスタをゆでました。
塩をいれる必要がないほどに、しっかりとした旨みがありました。
パスタだけでなく、米と混ぜあわせると、ガーリックライスになります。
こんがりと弱火でニンニクを炒める必要がありません。それでいてニンニクの香りと風味はしっかり。
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あえるパスタソース ペペロンチーノ 実食レビュー
ニンニクの香りはひかえめです。たっぷりのニンニクは確認できます。けれども、ニンニクの香りは魔術のごとく消えています。
夕方から大事なイベントがあっても安心できるほどに、ニンニクの香りはひかえめです。
ころころとニンニクのみじん切りが、パスタを舞台にかくれんぼをしています。
ニンニクの香りはほんのり。パセリの青い軽妙な香りがチラチラと舞い。唐辛子の丸いカプサイシンの刺激がするどく飛んでいます。
少量の白ワインや日本酒をくわえたような爽やかでありながら、充実した風味も感じられました。
しっかりと乳化させたパスタソース。オリーブオイルほどにねっとりしておらず、米油ようにさらりとした食感です。
その清潔な油のなかにニンニクの風味が、ぎゅッとつめこまれています。ひとくちパスタを食べた瞬間、あッニンニクの香りが飛んできた、と実感できるほどにミクスチャーされた複合的なニンニクの旨味がはぜます。
生のニンニクが茶色くなる寸前の味、そして黒くなる寸前の熟した風味、ふたつのニンニクの味わいが混ざりあったニンニクの旨味たっぷりのパスタソース。
ときどき、ちいさい緑の葉が跳ね、赤い唐辛子の辛味が舌の味蕾にささりニンニクの味わいをさらりとしたものに転化してくれます。
さらにニンニクだけでなく、うっすらと鶏の骨のフォン、肉厚な昆布から抽出した旨みもあるように感じられます。
コンソメスープをすこしくわえ、味わいに奥行きをうみだしているように感じました。
このペペロンチーノ、ご馳走です。
