この記事は、コープ(ニップン)オーマイの濃厚パスタソースを食べた感想を書いている記事です。
たしかに香りも濃く、味わいも厚いと実感できちゃうパスタソースです。

電子レンジでも調理できるレトルトパウチです。
吹きだしぐちがあり、ゆでるよりもはやく熱々にできます。
パスタをゆでれば、おうちがイタリアンレストラン。
1人前のパスタソースの重量は約130g。しっかりと満足できるパスタソースの量でございました。
賞味期間は10月から1年。
この商品は、コープとニップンさんのコラボ商品でしょうか。
ニップンさんの商品のなかに、似たようなパスタソースはあります。けれども微妙に名前がちがいます。
濃厚なパスタソース実食レビュー
濃厚なカルボナーラ 4種のチーズ使用

正直にいいます。わたしの鼻と舌では、2種類ほどのチーズの香りと風味しかわかりませんでした。
オレンジ色のハードチーズの厚い風味。塩気のつよい白いチーズの塩味。そのほかは、卵と牛乳を混ぜたオーソドックスな味わい。

とろりとしたてあげるのが、むずかしいカルボナーラ。しっかりとトロりとしています。
濃い、けれども、しつこい、と感じない絶妙なバランス。
複合的なチーズの風味が、口中に悠遊とひろがり、す~ッと鼻にぬけていきます。
肥えていると形容できる味わいふかいカルボナーラは、チーズ、卵、牛乳の十二単をきこんでいます。
食べるたびに、ミルフィーユのようにかさねられた旨みがひろがります。
ちょいとブラックペッパーの刺激が弱いかなと思いました。
写真のパスタは、こちらのものを使いました。
濃厚な蟹トマトクリーム(紅ズワイガニ使用)

お皿のうえに、赤いカニの甲羅がひっくりかえっています。
そして、カニの腹はむしりとられ、むっちりしたカニの味噌。淡泊な味わいの白いカニの果肉。
そこに、辛口の赤ワインをそそぎいれ、弱火でコトコトと煮こんだ風味。
まるで目のまえで、カニが調理されていると感じるほどに赤く濃い香りが充満しています。
カニの風味がまず強いです。そのしたに、乳製品、それもバターあたりの濃い風味もあるように感じます。
パスタソースの主役をつとめるトマトですが、おなじ赤い食品であるカニの味わいに圧倒され隠し味になっています。

芳烈、カニの味噌をすくいあげたような圧倒的な香りにつつまれます。カニ好きがニッコリする香りです。
海底のミネラルをふくんだ艶のある舌ざわり。みっちりとつまったカニの味噌の味わいがソースのはしから、はしまでふくまれています。
そのしたには、乳製品やトマトなどの複合的な旨みがあり、どっしりとした重い風味、重厚的にふくらむ味わい。
おいしさをとおりすぎ、妖艶、いや、濃艶ともいえる、なにか罪ぶかい味わいです。
