この記事は、日清食品のど・みそ監修 濃厚みそラーメンを食べた感想を書いています。
八丁味噌のようにしっかりとした味わいを感じられるスープです。
みその風味のしたには、たくらみの深い味わいがしこまれており重厚な味わい。
あと味には辛味がありました。唐辛子のほどよい辛味とペッパー系の軽妙な刺激。
はじめ濃い、あとあじサッパリなスープです。
麺は太めでブリブリした歯ごたえはまるで生麺。
野菜をたっぷりのせる、豚肉との相性がよく、さらにカレーや辛味をくわえるなど、いろいろとアレンジできるスープです。
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ど・みそ監修 濃厚みそラーメン実食レビュー
ど・みその香りは、ど真ん中のみそスープの香りです。
円熟した味噌がかもしだす、充実した角のまるい香り。
動物的な脂分、野菜などの香りはある、とは思います。けれども、ひかえめ。
みそが、主役のスープです。
薄茶色のスープをすすると、かぎりなく黒色にちかい赤色の味噌。八丁味噌のような硬質的な風味をまずかんじます。
八丁味噌のハードな味わいのあとは、ゆったりとしたまろやかな味噌。日本中でもっともよく飲まれている信州みそのこなれたおっとりとした潤味がひろがります。
全神経を集中させても、みそがつよいです。おそらく、みそだけでなく、昆布や動物的な脂もいれられていると思います。
ニンニクの旨みと書かれています。けれども、これがニンニクだ、とは判別できません。おそらくニンニクのあの唯一無二の風味は、仕事しています。けれども、おもてだって目立ってはいません。
あした大事な用事があっても食べられるニンニクの存在感。
けれども、みそがほかの味わいを丸くつつみこみ、消化し吸収しあたらしい味噌として産声をあげています。
いつも飲んでいるみそ汁の味わいを洗練し、雑味を削りとったようにスマートで清潔なスープ。みそ汁のように、毎日でも飲みたくなる日本人の郷愁にミートする一杯です。
みそスープを飲んだあとは、まるいみその玉のなかから、辛味と刺激が飛びでてきます。
豆板醤のように鋭敏でない丸い辛味。スープを飲みおわったあとに、1㎜ほどの赤い唐辛子の皮が、味蕾に密着したような辛さ。
身体のうちから、じわじわと温めてくれる、辛すぎない絶妙なバランス。辛さに弱いひとは、食べられない可能性があります。
そして、唐辛子だけでなく、黒胡椒を粉々にくだききった刺激。もしかしたら、花椒かもしれません。花椒ほどは刺激がつよくないので、もしかしたら和山椒の刺激かもしれません。
なんにせよ、実がはじけるような刺激もあります。
スープを飲み、麺をすすっていると、あえかな辛さが持続します。
辛味と刺激のおかげで、あとあじは非常にさっぱり。
舌のうえに味噌の風味、油分が掃除されるのを実感できます。
はげしくうねった麺。情熱的におどるダンサーの腰つき。
麺をすすった印象は、見ためよりも、ぶ太いです。
ごわごわ、すこし美味しくなさそうな形容ですが、どっぷりとでもいいましょうか。もわもわと口のなかで麺がふくらみ、ゆれる、はねる、とても食感のつよい麺です。
龍の背のような麺には、よくスープがからみつきます。
麺を噛むと、はじかれたように跳ねます。そして、しかと小麦の味わいを実感できます。
炭水化物とみそ汁。日本人が、古来からなれしたしんできた味わいの円が口のなかで完成し、閉じます。
ど・みそ監修 濃厚みそラーメンアレンジレシピ
ど・みそ監修 濃厚みそラーメンは、すこしの辛味はあります。
その辛味をふやすことで、味わいはさらにドライになります。
そして、辛味をしっかりとうけとめてくれるみそスープの土台。
みそと辛味との相性は、ひじょうによいものです。よっぽどの辛味をいれないかぎり、みそのおかげでしっかりと美味しいスープになります。
わたしは、豆板醬をいれました。
唐辛子やタバスコなどなどの調味料ををいれるのもよいでしょう。
おでこに汗をかく辛いラーメンを堪能できます。
ど・みそ監修 濃厚みそラーメンのレシピがきにあったカレー味。
スープにカレーをいれるだけで、北海道で有名なスープなカレーのような装いになります。
みそ感はへり、カレー感がつよいです。みそは隠し味としてカレーの旨みをしっかりと支えています。
ど・みそ監修 濃厚みそラーメンの作り方
ど・みそ監修 濃厚みそラーメンのなかには、麺と液体スープ、粉末スープがはいっています。
液体スープと粉末スープをさきに器にいれておきます。
液体スープは、しっかりとしぼりだしましょう。
お湯をわかし麺をゆでます。ゆで時間は5分。
麺がいい塩梅にゆであがったら、まずはお湯だけを器にいれ液体スープをとかしたほうがよいです。
かーんッと血圧があがるダマになるのを防げます。
麺を器にいれれば出来上がりです。
