この記事は、サッポロ一番みそラーメンキャプテンピカチュウのバター風味を食べた感想を書いている記事です。
うっとりするほどのバターの香りが器のうえにただようスープです。
こってりと濃いのかと思いきや、スープの味わいは電光石火のようにすっきりとしています。
麺や具を食べたときに、バターの旨味をたっぷりと実感できちゃうんです。
麺や具をしっかりとバターの風味でコーティングしています。
おこさまでも食べやすい袋ラーメンだと思いました。ちょいとだけ辛味があるのでそこは気をつけてください。
ただ美味しく食べながらふと思ったのですよ。
バターとピカチュウになんの関係があるのか。
木のまわりをくるくると回った虎が、バターになったように、カラーリングが虎によく似ているピカチュウもバターになったのでしょうか。
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みそラーメンキャプテンピカチュウのバター風味実食レビュー

白い湯気が、黄金色にそまっている、それほどにバターの香りが器のうえに充満しています。
バターを10gほどくわえたようなブ厚い香りです。
ただ、バターはどこか洗練された香りで、やぼったく、くどく、鈍重な印象はありません。
こってりとしたスープなのだろうと思い一口飲むと、いがいなことにサラりとしています。
シャープな印象の味噌。硬質的でスマートな塩や辛味があり、熟成しながらも軽快さもある素直な味噌がつかわれているように感じました。
辛味は、黒胡椒や山椒のような、ぴりッとした刺激がちょっぴりあります。静電気がぱちッとするほどの辛味です。
スープだけを飲むなら、野菜をたっぷりといれたお鍋に鶏ガラをいれ最後に健康的な味噌をくわえ味をととのえた素朴でありながら、深みと厚みをもつ味わいです。

麺は、丸くふとい印象です。
実際に食べてみると、ほわほわと丸い噛みごたえ。ふわりと噛みきれる弾力とコシです。
ちぢれている麺を、黄金色の液でコーティングしきった細い麺とは思えないほどに、張りきった濃厚な口あたりです。
バターの風味をダイレクトに舌の味蕾でかんじとれます。
オイリーなバターは、麺のすべりをよくしています。
それだけでなく、空気といっしょに麺をすすると、バターの風味が馥郁とたつのです。
スープにいれていたときよりも、強くバターの香りと風味を実感できます。
それでいて後味がすっきりとしているのは、麺がするりと流れていくからでしょうか。
ピカチュウの黄色い部分が濃厚なバター、黒い部分が爽快なスープ。
ひとつの杯で、ふたつの味わいを体感できます。
みそラーメンキャプテンピカチュウのバター風味アレンジレシピ

バターをスープにいれずに、野菜のうえに直接のせ、さらにお好みでニンニクと黒胡椒をちらしたピカ二郎風。
バターとニンニクの香りは、百万ボルトほどの旨味のスパークをかんじます。
バターは西洋のカツオ節。野菜をたっぷり、おいしく食べられます。
麺と野菜をスープと混ぜてから食べてもよし、野菜だけをばりばりと食すもよしです。

豚肉とネギ、タマネギを炒め、そして、バターの袋と辛い調味料をくわえたものをゆでた麺にのっけた担々麵風。
バターと豚肉の香りが混ざりあった、人を笑顔にするかぐわしさ。
温かい麺と具を混ぜるたびに、悠遊とバターの風味がたちのぼります。
パクリと食べると、おおげさにいうならば旨味の大爆発がおこります。
バターと豚の黄金タッグからくりだされる豊潤な風味、ネギやタマネギの香味、そのあとにじんわりと辛味がやってきます。
辛味のおかげで、後味はすっぱりとしたものです。

明太子とタマネギをいため、調味油をいれたのち、ゆでた麺と混ぜあわせました。
明太子、バターときたら、醤油をちょいとたらすのもいいでしょう。ちょいと味噌だけではものたりなさを感じました。
バターをいれすぎ、と感じられるほどに濃密、濃厚な味わいの麺です。
そして、黄金色の豊穣なエキスのうえを辛い魚卵がただよっており、ちかちかと旨味と辛味を光らせています。

ちょいとトリュフオイルをまぶすと、高級なおレストランで提供されるような味わいの麺料理になります。
3大珍味にかぞえられるトリュフの玄妙にして奥ふかい味わい。それを包みこむような雄大なバターの風味。
ちょいと濃いので青い香草をぴりッときかせると悦です。
みそラーメンキャプテンピカチュウのバター風味の作り方

みそラーメンキャプテンピカチュウのバター風味のなかには、麺と特製スープの粉末、調味油がはいっています。

特製スープと調味油は、器にいれてください。
こってりとした油です。しっかりとしぼりだしましょう。

450ccのお湯を用意し麺をいれ3分ゆでます。

まずはお湯だけを器にいれ油をとかしたほうがよいと思いました。

油がとけたのを確認し麺をいれれば出来上がりです。