この記事は、サッポロ一番 旅麺 喜多方 醤油ラーメンを食べた感想を書いている記事です。
いちど食べると、忘れがたい麺が特徴です。
いつものサッポロ一番の麺を3~5本ほどまとめた太さの麺。
袋麺らしからぬ、しっかりとした麺です。
すっきりとした醤油スープのなかで麺が、飛び跳ねています。
日本三大ラーメンのひとつといわれている喜多方ラーメンを、お家にいながら愉しめます、低価格で。
旅麺 喜多方 醤油ラーメン 実食レビュー

オーソドックスな醤油の香りです。チキンとポークの澄んだ風味のうえに、熟成された醤油をかさねあわせた日本人の舌にミートする香りが漂っています。
ほんのすこしだけ、魚醤を混ぜこんだような香りも感じました。魚醤は魚醤でも、はたはたなど淡泊な白身魚でつくられたノーブルな魚醤の香りです。
スープを飲んでみましょう。さらり、あっさり、脂がすくないのか、つるりとノドを滑りおちていきます。
ていねいに雑味をとりさった鶏と豚のふくよかでてごたえのある旨味が、ふわっと口中にひろがります。いつまでも口中に旨味がとどまるタイプのスープではありません。飲むたびに、旨味の花火が打ちあがるスープです。
スープにいれられている醤油が、すこしだけ甘いと感じました。クドいほどに甘いわけではありません。甘いと感じられたかたは、コショウやネギをたっぷりとくわえるとよいでしょう。

つぎに、スープから飛びだすほど勢いのある麺をすすってみましょう。
しっかりとねりあげられ、グルテンがみごとに結合している麺は、つやつやに輝いております。
幅広で、厚みはうすいです。ウェーブした幅広の麺は、スプーンのように、スープをしっかりとキャッチしています。
麺をすすると、ぶりッぶりッです。ごっつい太い口あたりです。
麺を噛むと、噛んだ断面が、口中をぷりんと跳ねるほどの弾力です。
弾力だけでなく、小麦の風味もしっかりと感じられます。
ほんのりと甘い麺と、雑味のないスープの組みあわせは、人を飽きさせません。
いままで食べてきたサッポロ一番の麺のなかで、もっとも存在感のある麺だと思いました。

幅広の麺をゆでたあと、冷水でしめつけ麺をつくりました。
麺と麺がくっつきません。
幅広の麺は、しっかりとつけ汁の旨味をキャッチします。
つけ汁は、粉末スープを溶かしたものを利用しました。
暑い日でも食べられる袋麺です。

ゆでたあと、お好みの野菜といため焼きそばにしました。
幅広の麺は、焼きそばというよりも、焼うどんのようにかんじました。
もしくは、東南アジアあたりで食べられる麺のようだとも思いました。
サッポロ一番 旅麺 喜多方 醤油ラーメンの作り方

袋のなかには、麺と特製スープがはいっています。

500ccのお湯を用意し麺をゆでます。
ゆで時間は4分です。気をつけてください。

お好みのゆで加減になれば、火をとめたのち特製スープをいれ混ぜます。

あとは、器に盛りつければできあがりです。
サッポロ一番 旅麺 喜多方 醤油ラーメンを食べた感想【 まとめ 】
サッポロ一番 旅麺 喜多方 醤油ラーメンの麺は、いちど食べると忘れがたい印象をあたえてくれます。
幅広で、むっちりと張りきり、小麦の甘味をかんじられます。
スープは雑味がなく、しっかりと動物的旨味と、すこしの魚醤のかほりを感じられます。
ガツーンとした強みはありません。が、いつでも飲みやすく、飽きにくいスープだと思いました。
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