この記事は、ライ麦粉をねりこんで作る生パスタのレシピを書いています。
生パスタの粉の割合は、デュラムセモリナ粉:100g、強力粉:50g、ライ麦粉:50gです。粉の量の25%ほどのライ麦粉をねりこみました。
ライ麦の分量をふやすとグルテン不足からか短い生パスタになりやすいです。
ライ麦いりの生パスタは、こうばしく焼きあげたようなパンの香りがします。
パスタマシーンを使い生パスタに仕上げました。
ライ麦生パスタの調理工程
- ライ麦と粉、ほかの材料と混ぜあわせる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
- ライ麦生パスタの出来上がり
ライ麦生パスタの材料(2~3人分)

- デュラムセモリナ粉:100g
- 強力粉:50g
- ライ麦粉:50g
- 水か卵液:80g
- 塩:2g
- オリーブオイル:大さじ1
- 打ち粉:適量
使っている打ち粉の記事はコチラ。
ライ麦生パスタの作り方【 写真あり 】
ライ麦粉と粉、ほかの材料と混ぜあわせる

デュラムセモリナ粉:100gとライ麦:50g、強力粉:50g、塩:2g、オリーブオイル:大さじ1をボウルにいれる。
水か卵液:80gもボウルにそそぎいれる。

最初から手で混ぜると、ドロドロの粉が手にくっつき作業をしにくい。さいばしやゴムベラで混ぜあわせるとよい。
粉と水を混ぜあわせる専門調理道具で混ぜあわせている。専門調理道具だけあって、手でかき混ぜるようであり、さいばしやゴムベラより素早く手早く混ぜあわせられる。

粉ぜんたいに水分がいきわたり、パン粉状になり、5mmほどの粒状になれば、手で作業してもくっつかない。5mmほどの粒状にならないときは、水をボウルに追加でいれる。

手をつかい粉をひとつの生地にまとめていく。ボウルに押しつけたり、丸めたり、折り曲げたりしていると、生地はまとまってくる。

1時間ほど生地を冷暗所で寝かせる。寝かせているあいだに、生地の表面が乾燥しないようにサランラップをきちんと巻いておく。
パスタ生地の混ぜ方参考動画
生地をパスタマシーンでのばす

寝かせた生地を作業台に取り出す。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉を生地にふる。
パスタマシーンのダイヤルは、一番生地をぶ厚くのばすダイヤルにあわせる。ハンドルをくるくると回し、生地をのばす。生地の長さは2~3倍になる。

2~3倍になった生地をペタンと折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンで伸ばす、伸びた生地をたたむ、パスタマシーンで伸ばす、この作業を3~5回すると、生地がなめらかになる。

生地がなめらかになれば、パスタマシーンのダイヤルを操作し、お好みの厚さになるまで生パスタをのばし、食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。
生地のばし方参考動画
生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る道具)とガイド(生地を切るのをサポートする道具)をセット。
打ち粉をふった生地をパスタマシーンの上におく。
カッターにハンドルを差し、くるくるとハンドルを回す。カッターを通った生地がパスタ状になって落ちてくる。手やボウルで生パスタを受ける。

すべての生地をカッターに通す。生パスタどうしが、くっつかないように打ち粉をふっておく。

生パスタは製麺したてを食べるよりも、寝かせてから食べたほうがコシがよくなる。密閉容器にキッチンペーパーをしき冷暗所にて半日ほど寝かせる。
パカリと大きく開くので作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースにいれ生パスタを寝かせている。
生地を切る参考動画
ライ麦生パスタを食べる

生パスタ:100gに、沸騰したお湯1~2リットル用意する。生パスタに塩が入っているので、塩をいれる必要はなし。
お湯にいれた生パスタがくっつかないように、さいばしなどで軽くほぐす。
ゆで時間の目安は3分~8分ほど。使った粉の種類や生パスタの厚さ、コンロの火力の差などで、ゆで時間は変わってくる。生パスタのゆで加減を確認し、生パスタをお湯からあげよう。

ニンニクをオリーブオイルにいれ弱火で煮たパスタソースと混ぜあわせた。
ぽつぽつと栄養たっぷりのライ麦の皮がちらされている。パスタの角はややゆるみ柔和な印象をうける。
パンを焼いたようなかぐわしい香りがお皿のうえに漂っている。ライ麦生パスタを口にはこぶ。つるりとしたオイリーなパスタソースが染みこみやすいすこしだけザラッとした素朴な食感があるパスタの表面。
ライ麦生パスタを噛むと、おおきいパンをふたつに割ったときの香りが口のなかにひろがる。もにゅもにゅとした食感は食べごたえがあり満腹中枢を刺激してくれる。
ライ麦は食物繊維が豊富な食材。ライ麦をいれた生パスタは、いつもよりも食物繊維が豊富。お腹の腸内環境をととのえてくれる食物繊維。
ライ麦生パスタを食べてお腹のなかから健康に。

ライ麦生パスタは、かんばしく焼きあげたパンのような香りのする生パスタ。いろいろなパスタソースとあわせやすい。
ライ麦生パスタを作り食べた感想【 まとめ 】
ライ麦生パスタは、焼きあがたパンのようなかんばしい香りがある生パスタです。
素朴な食感、パスタソースが染みこみやすくいパスタの表面。もっちりとした噛みごたえ。そして、ライ麦の食物繊維がはいっています。
腸内環境をととのえる食物繊維。ライ麦生パスタを食べるとお腹のなかから健康に。
ライ麦生生パスタはあまり売っていません。お腹のなかから健康になる生パスタが売っていないのであれば、ご自宅で作ればいいんです。
不器用さんでも、料理初心者さんでも、パスタマシーンを使うことで、パスタの幅と太さを均一にすることができます。
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