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【レビュー記事】予約でいっぱいの店のジェノベーゼ イタリア料理のパイオニア落合シェフ監修の生よりもフレッシュなパスタの香りがするパスタソース【アレンジレシピあり】

パスタソース
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この記事は、予約でいっぱいの店のジェノベーゼを食べた感想を書いています。

イタリア料理のパイオニア落合シェフ監修のパスタソースです。

生よりもフレッシュで活きたバジルの香りがします。

そこらへんのイタリア料理屋さんよりも、おいしいジェノベーゼをおうちで堪能できます。

作り方はとてもかんたん。緑一色のソースとパスタを混ぜるだけです。

さらに自作したジェノベーゼソースとちがい、瓶に密閉されており賞味期間は10カ月あります。

ただ、いちど開封したならば、はやく使いきったほうがよいでしょう。

お値段のほうは、だいたい3人前のパスタを作る量がいれられたひと瓶が税込440円ほどです。

バジルの風味が鬱蒼と濃く、オイリーな旨みもあるので、のばし加減では5人前のパスタをまかなえます。

ひと瓶440円は、すこしお高いと思われたかたもいらっしゃるでしょう。

国産のバジルや厳選された食材がつかわれた結果のお値段となっています。

3食分のパスタソースのお値段440円と記憶したのち、おでかけしたときにお店のジェノベーゼパスタのお値段をちらりと見てください。

そして、あなたは気づくのです。

落合シェフの情熱と知識、経験がぎゅッとつめこまれた至純のジェベーゼソース、けっして高くないと。

予約でいっぱいの店のジェノベーゼ実食レビュー

パスタは、塩をいれずにゆでたものを使いました。

それでも十二分に味わいがありました。

まず目のさめるような、冬眠している動物ですら起きる鮮烈な香り。

春のやわらかな木漏れ日がもれるハーブ園のような新鮮な香りがお皿のうえにただよっています。

バジルの香りのほかには、すこし淡泊な木の実系オイルの風味もあるように感じられます。オリーブオイルの陽気な香りがひかえめです。

パスタをフォークでもちあがえる、産毛がはえたバジルを手で触ったような活き活きとしたバジルの香りが鼻にとどきます。

夏の夕暮れのように鬱蒼とした深い香りのなかに、夏の朝焼けのような軽い香りもあります。

パスタを口にいれると、バジルの葉の風味が、四方に爆ぜます。

バジルの爽快な香りは、母をたずねて三千里の蒼い草原にふく一陣の風。

バジルの軽快な香りのしたには、平安貴族の衣のようにかさねあわせたような味わい深さもあります。

木の実とニンニク、オイルの風味だとは思います。しかし、魔術をつかったように、すべての味わいが平均化され、精妙にかさねあわせた結果、味わい深い、としか凡百の舌にはわからないのです。

油っぽくなくそれでいて味わい深い。爽快だけども包みこむ旨みは味蕾で感じられる。

えらびぬかれた材料を組みあわせた風味は立体的。

その魔術的にととのえられたソースの味わいは、おしつけがましくなく、あくまで謙虚。

それゆえに皿がからになるまで飽きることなくパスタを食べさせてくれます。

それだけでも十二分においしいジェノベーゼソースです。

さらに、チーズやニンニク、黒胡椒なんかをプラスすると、さらに味わいがにぎやかになります。

一流シェフの味わいをあなたの手で超えるのです。

予約でいっぱいの店のジェノベーゼの作り方

予約でいっぱいの店のジェノベーゼの作り方は、とても簡単。

規定の量のジェノベーゼを容器にいれる、そして水をいれる、最後にゆであげたパスタをいれ混ぜあわせるだけです。

水をくわえることで、素人でも乳化できる仕組みがつくりあげられています。

規定の量のジェノベーゼソースをつかいパスタをつくると、贅沢がすぎる、といいたくなるほどに豊穣な味わいの一皿をつかえます。

バジルを隠し味的につかえるレシピを書きました。

予約でいっぱいの店のジェノベーゼ【アレンジレシピ】

チキンガーリックの隠し味に、いや、存在は消えておらず、むしろガーリックのあの香りをひかえめなものにしてくれます。

わたしの一押しは、このチキンガーリックとジェノベーゼソースでございます。

トマトソースにジェノベーゼソースをいれると、ただたんにバジルをいれるよりも、味わいが数倍ふくらみます。

トマトの酸味とあわさり、後口さっぱり。

海鮮食材の相性もよきです、ジェノベーゼソースは。

よっぽどおかしな、海鮮食材でないかぎりミートします。

バジルといえば、マルガリータ。

トマトの赤い酸味、チーズの白い旨み、かぐわしいバジルの緑の香り。

まさに、完に璧なピザのひとつだと思います。生のバジルがなくても、本格的な香りのマルガリータに。

また、トマトとの相性のよいカプレーゼにもつかえます。

すこし水と混ぜあわせてからソースをかけたほうがよいです。

パスタだけでなく、米との相性もよいです。

ドリアの香りを爽快にしてくれます。チーズやホワイトソースとの相性もよきです。

かろやかな味わいが持ちあじのサルサソースにバジルをいれると、さらに味わいが軽妙になります。

口のなかで、緑の風味がはじけ、よけいな脂分をさらりと洗いながしてくれます。

いつものオムライスにジェノベーゼソースをかけると、香りがエレガントに、味わいがゴージャスになります。

ソースをぬりつけてから考えました。すこし水でのばしたほうが、恰好よくぬれたなと。

ソーセージとジャガイモ、ジェノベーゼソース。

ちょいとオシャレな飲み屋さんで提供されるワンプレートをおうちで作れます、ジェノベーゼソースがあれば。

こってりした脂、爽快な香り。二律背反する味わいをひとつのお皿のなかに。

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