スパゲッティ・ハウスヨコイ監修名古屋ナポリタンを食べた感想を書いています。
冷凍庫からとりだし、電子レンジで調理すれば名古屋ナポリタンをおうちで愉しめる冷凍食品です。

外側のパッケージから透明の袋をとりだします。
そして、かならず、透明の袋にハサミなどで、しっかりと切れ目をいれてから電子レンジで調理してください。
さもないと、エライことになります。
はじめから、切れ目をいれてくれていると嬉しいのですが。
名古屋ナポリタンは、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまで冷凍した状態でもってきてくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも安心して、名店が監修した名古屋ナポリタンを堪能できます。
スパゲッティ・ハウスヨコイ監修名古屋ナポリタン 実食レビュー

トマトのペーストをブイヨンなどでのばしたあと、もう一度水分を徹底的に飛ばしたように充実したトマトの風味が充満しています。
その風味のほかには、タマネギをしなっとなるまで炒めた軽やかな香り。そして、新鮮なピーマンを焼いた若い香り。あと燻煙をまとったベーコンを焼いた香りなどなど、バラエティーに富んだ香りが充満しています。

パスタは太め。角はなく、丸い円から押しだして作ったような生っぽい麺です。
やわらかい印象のパスタです。
口あたりは柔和です。けれども、噛むと、しっかりと小麦がむすびついており、むっちりと張りきった食感です。
そのパスタを舌にのせると、こってりと擬音が聞こえてきそうな赤いソースがしっかりとからんでいます。
棒高跳びの最高到達にいるあいだぐらい瞬間的に、トマトの官能的ともいえる艶があり、豊穣な味わいがふくらみます。
そのあとは、トマトの旨味は収斂していくのです。黒胡椒の粒を、砕いた手ごたえのある刺激があり、トマトの旨味の手綱をたくみに操作し、くどすぎると感じられるトマトの旨味を爽やかなものにしたてあげています。
また、酸味をふくんだ唐辛子の辛みのようなものがあり、句点をうつように、トマトの味わいをすぱッと終わらせています。
はじめは、こってり。おわりは、さっぱり。さっぱりするおかげで、つぎからつぎへとこってりとした味わいを食べたくなる中毒的な味わい。
パスタのあいま、あいまに、へろりとしたタマネギの甘味、若い苦味のピーマン。食べていて気づきました。肉はベーコンとハムの二種類がいれられています。お肉好きがニッコリと微笑み満足する肉肉の二重奏。
独自の進化をとげる名古屋グルメをおうちで堪能しました。
