(さぬき麺心)の北海道産小麦使用 つゆたっぷり冷し中華(ごまだれ)を食べた感想を書いています。

麺処でつくられた一級品の麺100g、大量のゴマからつくりだされたスープはたっぷり60g。
麺とスープふたつのお値段あわせて1食税込150円以下(2025年の夏現在)

つくりかたは、麺をたっぷりのお湯でゆでる。気をつけてもらいたいのが、麺が固まっている箇所があります。そこを優しくほぐしてゆであげてください。

あとは、麺のぬめりを流水で洗いながす。
そして、たっぷりのごまだれと麺を混ぜあわせれば冷やし中華をはじめられます。
スープはいろいろな食材とあわせやすい、THE王道なごまだれです。
お好きな食材をトッピングしてください。
冷蔵保存する商品です。賞味期限は31日あります。驚きです。冷蔵保存なのに、約一カ月保存できちゃいます。
つゆたっぷり冷し中華(ごまだれ)は、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまでえっほ、えっほと運んできてくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも、太陽が熱くて蜃気楼が出現するような道をさまようことなく、冷たいなくつゆたっぷり冷し中華(ごまだれ)をおうちで堪能できます。
(さぬき麺心)の北海道産小麦使用 つゆたっぷり冷し中華(ごまだれ)【実食レビュー】

金色の稲穂のような色の麺。日光をあび、つやつやと輝いています。

麺はほそめ。暑い日についついすすりこみたくなる精妙なほそさ。
つよめに麺は波うっているように見えました。麺をもちあげると、麺はすくっと姿勢よくたちあがってくれます。
麺そのものも流麗です。さらに、さらさらとしたごまだれをまとっている麺です。
おおきな夜空にうちあがる花火のように、ひゅるひゅるりと口中にすすりこめる麺の口あたり、歯ざわり。
ヤボさ、モタれは、ひとかけらもなく、媚びるように柔らかく絶妙なとろみ。
ごまだれの衣をぬぐと、エネルギッシュな麺の姿が現れます。
麺の一本一本の存在を舌のうえで感じられるほどの存在感。
麺一本一本が、しっかりと独立独歩しており、麺の角と角がぶつかり、ふれあう素晴らしい麺の弾力。
歯で噛むと、一瞬だけ「むっ」と強固な抵抗があり、歯で麺の輪郭を実感できます。
そして、歯がゆっくりと沈み、バネが重力を感じたように、麺は力をたくわえ、歯で切断された瞬間、ぱッと麺が破裂します。
麺の弾力とコシは、はなはだ強いです。
もしかしたら、夏の暑さに疲れてきっているひとは、麺の弾力とコシにノックダウンされるかもしれません。
それほどにしっかりとグルテンが結合し、水分をしっかりと抜いた麺です。
さて、ごまだれのレビューにうつらさせてもらいます。
ごまを煎ったような強い香りはありません。どちらかというと、ごまを煎らずに、ゆっくりとすり鉢ですった静寂なごまの息吹といったたれです。
ごまをすりおろしたものに、昆布などから抽出した淡泊なだしをくわえる。
さらに、日本酒とみりん、お酢を強火にかけアルコールを飛ばしたものを混ぜあわせたようなオーソドックスな味わいのごまだれです。
ごまだれの粘度は、さらりとしています。麺と麺からこぼれ落ちるような粘度です。ねっとりしておらず、こまやかとも繊細ともいえる艶のある口あたり。
お好みで香りのよいゴマ油をかけまわしいれたり、辛い調味料をいれたり、さらに酸味をくわえたりチューンアップする余地をのこしているごまだれです。
ごまだれだけでも十二分においしく食べられます。けれども、お好みの調味料をくわえると、さらにあなた好みの味わいに昇華されます。

ごまだれは、シーフードとの相性もよいです。

また、担々麵もソースもごまが原材料です。お肉との相性も当然のよき。
あなたの食べたい食材をのせる、あなたの冷蔵庫にのこっている具材をのせるレシピは無限大。
一級品の麺とたっぷりすぎるごまだれ1食の冷やし中華のお値段は1食150円以下。
