この記事は、鳥中華の乾麺を食べた感想を書いています。
そばのおつゆに、チーユや鶏だしをくわえ、しっかりとした中華麺をいれて食べる珍しいラーメンです。
香りはおそば、麺をすするとラーメン、すこしうどん要素もあり。
ふたつの麺が、ひとつの器におさまっている愉しいラーメンです。
1袋で2人前つくれます。
また温かいラーメンだけでなく、つけ麺としても食べられました。
つけ麺は公式の食べ方ではありません。
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鳥中華 実食レビュー

器のうえには、おそば屋さんののれんをくぐったときに感じられる香りがただよっています。
たっぷりのかつお節を煮たぎったお湯にほうりこみ、グルタミン酸をたっぷりとしぼりだし、そこに醤油とみりんをくわえ冷暗所で熟成させる。
さらに炙ったシイタケなどをくわえ熟成さえたのちに、ネギの青いぶぶんをくわえて弱火でトロトロと煮たかえしによく似た香りです。
そして、その蕎麦屋秘伝のかえしに、鶏の脂、もしくは鶏の骨から抽出した旨味をくわえているシンプルなスープです。
しょうゆそのものが甘いのか、甘めのスープです。
トッピングはいろいろとのせられます。和風から中華までいろいろな食材とマッチするスープだと思いました。
お好みの食材をのせてください。

麺は、傷ひとつないほどに滑らか、かつ噛むとがっしりとした食感です。
歯で麺を噛みきると、噛みきったひとつ、ひとつの麺が、まるでニョッキのようにもにゅもにゅします。
スープとちいさくなった麺が混ざりあうと、麺のなかにこめられていた東北の雪のような純白な小麦の甘味が、黒いスープのなかに溶けだします。
麺そのものは、ラーメンや、蕎麦というよりも、ひらべったい乾うどんによく似ているように感じました。
かんすいをいれた乾うどん、そのような印象です。
そばでもあり、ラーメンでもあり、うどんでもある、東北の知恵が生みだした食べていて愉しい一杯でした。

そばのおつゆに鶏の風味と旨味を溶かしこんだおだしです。
つけめんのスープとしてもつかえました。
麺はゆでたあとに冷水でひやしました。温かいまま食べてもよき。
公式で紹介されている食べ方ではありません。
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鳥中華の作り方

鳥中華の袋のなかには、麺が二束、液体スープが二袋はいっています。
麺をゆでるお湯、液体スープを溶かすお湯は別々に用意するように書かれています。

たっぷりのお湯で麺をゆでましょう。ゆで時間は約5分半。のびにくい麺だと感じました。

ラーメンを食べる器に液体スープをいれます。そして、熱湯300ccをいれスープをつくります。

ゆであげた麺を火傷に注意しながら器にうつせば鳥中華のできあがりです。
鳥中華を食べた感想【まとめ】
そばのおつゆに、鶏の旨味をたした出汁に、乾うどんににた麺をいれて食べる珍しい味覚を体験できるラーメンです。
そばとラーメンをドッキングさせたようなスープは、いろいろな食材との相性がよいです。
また、つけめんとして食べることもできます。熱い日も、寒い日も鳥中華をたのしめるのです。
1袋で2人前つくれます。