この記事は『 食戟のソーマ 』7巻に登場するタクミが作ったチーズの層がある生パスタを作った感想を書いています。
チーズの層は作れました。粉チーズのいれる量が少なかったので香りと風味はとぼしかったです。
チーズの層があるおかげなのか、軽い噛みごたえの生パスタでした。
『 食戟のソーマ 』のコミック版にレシピが書かれていません。
想像でレシピを再現しました。
包丁で生地をカットせずにパスタマシーンを使い生パスタに仕上げました。
失敗したカレーチーズ生パスタの作り方はこちら。
チーズの層がある生パスタの調理工程
- 粉と水などを混ぜあわ生地を作る
- 生地をパスタマシーンでのばす
- チーズの層をつくる
- 生地をパスタマシーンで切る
- 生パスタの出来上がり
チーズの層がある生パスタの材料(2~3人分)

- デュラムセモリナ粉:100g
- 強力粉:100g
- 水:90g
- 塩:2g
- オリーブオイル:大さじ1
- 粉チーズ:適量
- 牛乳:適量
- 打ち粉:適量
粉チーズをたっぷりといれると香りと風味は厚く強いものになります。
使っている打ち粉の記事はコチラ。
チーズの層がある生パスタの作り方【 写真あり 】
粉と水など混ぜあわせ生地を作る

デュラムセモリナ粉:100gと強力粉:100g、水:90g、塩:2g、オリーブオイル:大さじ1をボウルにいれる。
ここで粉末ウコンをいれると、カレー風味になる。ウコンの香りと風味はとても強い。小さじ1ほどで十分でしょう。

最初から手で混ぜると、ドロドロの粉が手にくっつき作業をしにくい。さいばしやゴムベラで混ぜあわせるとよい。
粉と水を混ぜあわせる専門調理道具で混ぜあわせている。専門調理道具だけあって、手でかき混ぜるようであり、さいばしやゴムベラより素早く手早く混ぜあわせられる。

粉ぜんたいに水分がいきわたり、パン粉状になり、5mmほどの粒状になれば、手で作業してもくっつかない。5mmほどの粒状にならないときは、水をボウルに追加でいれる。

手をつかい粉をひとつの生地にまとめていく。ボウルに押しつけたり、丸めたり、折り曲げたりしていると、生地はまとまってくる。

1時間ほど生地を冷暗所で寝かせる。寝かせているあいだに、生地の表面が乾燥しないようにサランラップをきちんと巻いておく。
パスタ生地の混ぜ方参考動画
生地をパスタマシーンでのばす

寝かせた生地を作業台に取り出す。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉を生地にふる。
パスタマシーンのダイヤルは、一番生地をぶ厚くのばすダイヤルにあわせる。ハンドルをくるくると回し、生地をのばす。生地の長さは2~3倍になる。

2~3倍になった生地をペタンと折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンで伸ばす、伸びた生地をたたむ、パスタマシーンで伸ばす、この作業を3~5回すると、生地がなめらかになる。
生地がなめらかになれば、パスタマシーンのダイヤルを操作しできるだけ薄く生地をのばす。

生地を重ねられるように、生地を切り分けておく。
生地のばし方参考動画
チーズの層をつくる

粉チーズに牛乳をいれふやかしておく。できるだけ粉チーズをしっとりさせておく。
粉チーズが乾燥していると、打ち粉のようになり麺が密着しない。

牛乳をふくませた粉チーズを生地のうえにのせる。フォークなどを使い粉チーズをひろげる。

粉チーズをのせた生地のうえに、もう1枚の生地をかさねる。手のひらや指で生地をおさえる。
生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る道具)とガイド(生地を切るのをサポートする道具)をセット。
打ち粉をふった生地をパスタマシーンの上におく。

カッターにハンドルを差し、くるくるとハンドルを回す。カッターを通った生地がパスタ状になって落ちてくる。手やボウルで生パスタを受ける。

生パスタどうしが、くっつかないように打ち粉をふっておく。

粉チーズをパスタのなかに完璧に閉じこめられたと思ったいた。
生地を切る参考動画
チーズの層がある生パスタを食べる

生パスタ:100gに、沸騰したお湯1~2リットル用意する。生パスタに塩が入っているので、塩をいれる必要はなし。
お湯にいれた生パスタがくっつかないように、さいばしなどで軽くほぐす。
ゆで時間の目安は3分~8分ほど。使った粉の種類や生パスタの厚さ、コンロの火力の差などで、ゆで時間は変わってくる。生パスタのゆで加減を確認し、生パスタをお湯からあげよう。

2枚の生地は密着している、ように見えたが、ゆでると分離したパスタもあり、お湯に粉チーズが溶けだしていた。
パスタをゆでるときは、できるだけ優しくゆでてあげよう。

食べた印象としては、かすかに、ほんの微かに、粉チーズの風味を感じられる生パスタ。
ふたつの生地をかさねた生パスタは、空気をふくんでいるのか食感が軽い。なめらかな表面、噛むとふわりと空気のように軽く、ちょびっとだけ粉チーズの風味と香りがある。
粉チーズのいれる量がすくなかったと思われる。もっとたっぷりの粉チーズをいれしっかりとした厚い層を作ればチーズの香りと風味を堪能できる。

チーズの層のある生パスタは、トマトソースとの相性がよいように思う。原作では、牛骨と鶏の骨を焼きスープをとっていた。
ヒマをもてあました休日にスープをとり、チーズパスタを作り食べる、そんな優雅な一日はいかが。
チーズの層がある生パスタを作り食べた感想【 まとめ 】
チーズの層のある生パスタは、なめらかで、そして空気がはいっているような軽い噛み心地でした。
チーズの層は作れましたが、生パスタを手荒にゆでると分離しました。
たっぷりのチーズをいれると香りと風味は強いものになるでしょう。
チーズの層のある生パスタはあまり売っていません。売っていないのであれば、ご自宅で作ればいいんです。
不器用さんでも、料理初心者さんでも、パスタマシーンを使うことで、パスタの幅と太さを均一にすることができます。
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