この記事は、創味食品のパスタソース、あえるハコネーゼを食べた感想を書いている記事です。
お好きなパスタをゆで、袋をやぶり、あえるだけでパスタを作れます。
パスタ界の人気ツートップを料理スキルほぼゼロでつくれます。
思う存分に味わいを堪能できます。
しっかりとした味わいです。パスタをゆでるお湯に塩をいれる必要がないと思いました。
100gの乾パスタとあえると、すこし味わいが濃いです。たっぷりのパスタとあわせられます。
パスタソース1食のお値段は、200円を切ります。
ペペロンチーノ

にんにくの香りつよし。しかも、白いにんにくを茶色をこし、黒くなるぎりぎりまで炒めた圧巻の香りです。
にんにくが好きなひとは、にっこりと微笑む充実したかおり。
オイルはたっぷり。100gのパスタのすみずみにまでいきわたり、皿にもたれています。
うまみもたっぷりです。にんにくのパンチ力のある風味が、口中にぼわッとひろがります。
そのにんにくの香りだけでも、パスタをおいしく食べられるほどです。
さらに、お肉系の旨みがあります。カツオだし、にもよく似たタンパク質が熟成したような風味です。
その風味が、ひいていくとどうじに、ゆっくりと赤いたかの爪の辛味がひろがります。
爪のように刺すような辛さではなく、オイリーでゆっくりとした刺激です。
辛いおかげで、しっかりとした旨みがありながら、それがくどいと感じません。
たっぷりの旨みがしみこんだオイル、舌はしっかりと旨みをかんじとる、けれども、食べおわったあとはサッパリしています。
ジェノベーゼ

バジルの園に迷いこんだように、蒼く爽やかな香りがただよっています。
その香りは、机のうえをとおりこし、部屋のすみまでひろがる、そのように感じられるほどに豊かなものです。
バジルの香りがあまりにも強すぎて、ほかの素材の存在感がうすい、わからないです。
オイルは、さっぱりとしてクセのないタイプ。そのオイルのしたには、白いチーズをすこしくわえたような香りと風味があります。
そして、よくよく観察すると、醤油、いや魚醤にちかい熟成させた旨みをすこしだけひそませています。
魚ぎらいのひとでも気づきにくいかすかな旨み。その旨みはわずかなれども、蒼いソースの味わいに奥行きをうみだしています。

ふたつのパスタソースをまぜあわせると、味わいは爆発的にひろがります。
爽やかでありながら、にんにくの香りが充満し、口のなかの味わいは、カーニヴァルのように愉快でにぎやか。