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【レビュー記事】サッポロ一番 みそラーメン 福岡博多豚骨ラーメン風 粉をしっかりとねりあげた滑らかな細麺 豚骨は舌の感覚を最大限にとぎすませろ

インスタント袋麺
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サッポロ一番 みそラーメン 福岡博多豚骨ラーメン風を食べた感想を書いています。

しっかりと粉をねりあげられて作られた細麺。

ふつうのサッポロ一番の麺よりも、一回り細いように感じました。

その細い麺の舌ざわりは、手延べうどんのように、たいへん滑らかです。

博多は豚骨風と書かれています。豚骨は、優秀な隠密のように、しっかりと味噌のしたに隠れています。

舌の感覚をとぎすませることで、やっと感じられるほどの豚の風味です。

豚が苦手なひとでも食べられると思います。

正直にいうと、味噌ラーメンに、豚肉の脂のすくない肩肉をくわえたような味噌味。つまり、99%味噌ラーメンだと思いました。

作り方は、ふつうの味噌ラーメンとおなじです。お湯をわかし麺をいれ茹でる、火をとめ粉末スープをくわえる、そして盛りつければ出来上がりです。

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サッポロ一番 みそラーメン 福岡博多豚骨ラーメン風

味噌の香りです。

信州みそというよりも、太平洋の風に磨かれ辛みをふくんでいるそんな味噌の香りです。

味噌スープを飲んだ印象は、たいへんにクリアな味わい。

朝に飲むいつもの味噌よりも、すっきりと淡麗。たっぷりの昆布から抽出したミネラルたっぷりの澄んだ出汁。

その出汁で、汚れを限界までそぎおとした鶏肉をコトコトとたきたおし、徹底的に汚れとアクを排除しきったあの鐘の音ほどに透明でありながら、純な旨みをふくんだスープ。

そのスープに仙台系のスープをとかしこみ、そして、すこし一味をくわえたような飲みやすい味噌スープです。

唐辛子のカプサイシンのシャープな刺激のおかげで、スープの口あたりはベトつかずに明るく澄んでおり飲みやすいです。

またスープを飲みおわったあとも、舌をすっぱりと袈裟懸けにするようなクリアな辛みのおかげで、後味はたいへんにすっきりとしています。

まるで、水を飲んだように(それはいいすぎか)さっぱりとしたスープです。

スープはさっぱりとしすぎて水っぽいのかというと、そういうことではなく、厚みのある昆布から抽出した液体にトロみをつけるようなまろみのある風味があり、さらにニンジンやタマネギを煮つめた滋味があり、そのうえには鶏の穏やかな旨みをそッとのせた素朴で淡麗、飲みあきない絶妙な味わいの味噌スープです。

そして、ほんのちょっぴり豚の肩肉をお湯でゆであげ、そのお湯をくわえたような豚の旨味もあります。

博多の白濁したあのスープの味わいを期待しているカタスカシをくらいます。博多の味を期待なされたひとはガッカリすると思います。

大海原を泳ぎまわる龍の背のように、たくましくうねっている麺。

いつものサッポロ一番の麺よりも、一回りほど細いように感じました。

麺を舌にのせた印象は、いつもよりもマッチョ。しっかりとした舌ざわりです。

麺はマッチョなれども、細いので滑らかにすすれます。たっぷりの麺を口にいれても、軽々とすすることができます。

また、辛いスープがからむおかげか、麺の食感も心もち軽快なものにないっているように感じました。

小麦と水、塩、かんすいをしっかりとコネあげ、グルテンをしっかりと形成させています。麺の中央には、細いアルデンテによく似た弾力とコシがあります。

味噌スープは、野菜との相性がよいです。

たっぷりの野菜をおいしく、たのしく消費することができます。

もちろん鶏肉や豚肉、鶏卵との相性もよいです。

焼きそばにすることもできます。

こってりとした味わいの焼きそばになります。味噌にラードをいれたような味わい、あっ豚はしっかりと焼けば出現しました。

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