オーマイ 和パスタ好きのためのパスタソースを食べた感想を書いています。

作り方は、とても簡単。
パスタをゆでて、ソースと混ぜあわせる。
最後に、仕上げとして、そなえつけのふりかけをパスタにちらせば出来上がりです。
乾燥パスタ100gと混ぜあわせるように書いています。食べた印象としては、もうすこしパスタの量を増やしても美味しく食べられると思いました。
パスタをゆでるときに、お湯に塩をいれずとも十二分にしっかりと濃いパスタソースです。
また、パスタソースは液状でさまざまな食材と混ぜあわせやすいです。
パスタだけでなく、そのほかの炭水化物や野菜とあわせても美味しく食べられます。

チャーハン。タラコの旨味たっぷりのチャーハンを作れます。

明太子とバターと熱々のうどんと混ぜあわせました。おいしい釜玉になります。

野菜と混ぜあわせると、柚子の香りが瀟洒な野菜炒めに。

さらにキノコと炒めると、高貴な味わいの一品に転化します。
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たらこペペロンチーノ

たらこ、と書かれていますが、パスタの香りはペペロンチーノ。
ニンニクをゆっくりと炒めた香り。ちょいと茶よりも黒よりのパワフルな香りがあります。
鷹の爪の赤いちいさい微粒子が飛んでおり、敏感な肌をちりちりと焼きます。
海苔の香りはひかえめ。
パスタを食べた一撃目の印象は、ペペロンチーノです。まごうことなくペペロンチーノ。
乳化させたようにトロりとした粘度のソースは、しっかりとパスタにからみつきます。
すこし話は、それますが、和パスタ好きのためのパスタソースをパスタと混ぜあわせておけば、冷めてもパスタとパスタがくっつきにくいです。
お弁当にいれるのにも適したパスタソースです。
ニンニクの心地よい風味が炭水化物と混ざりあい、ちいさい赤い刺激がチクチクと飛びはねます。
そのしたに、魚卵の旨味がほろりとコボれおちています。たらこはいれられていると実感できました。
さらに、すこし魚醤のような熟成させた魚の旨味もあるように感じられました。
あえかに甘く、ほのかに淡い旨みがじんわりとひろがります。たらこの淡く麗しい風味がやさしくひろがります。
ニンニクと唐辛子の旨味の暴風がすぎさったあとに、しっかりと地に足がついたたらこの風味はあります。
さいしょ、ペペロンチーノ、そのあとたらこスパなパスタソースです。
明太子かるぼなーら

とろーりと濃い。パスタソースの粘度もとろけるように柔和。
香りは、バターと生クリームなど乳製品をいくつか組みあわせたうっとりする香りがふくらんでいます。
海苔の香りはひかえめ。
パスタの第一印象は、生にちかい白いプルプルとしたチーズ、たとえばモッツァレラチーズをトロトロにしたような淡泊な味わい。
単一の白い味わいだけでなく、牛乳に熱をくわえ旨みをぎゅッと濃縮させたような複合的な甘味もあります。
しっとりとした湿潤に飛んだパスタソースの舌ざわりのしたから、赤く元気な魚卵の旨味と辛みが飛びだしてきます。
魚卵の旨味が辛味と同化した独特の風味。それが白い膜のしたから、むくむくとわきたち口中にひろがります。
あまいともいえる白い風味になれしたしんでいた舌は、赤い刺激と旨みにびっくりした結果。
いつもよりも明太子の風味と辛みをしっかりと実感できます。
辛味のおかげで、あと味は、すぱッと爽快です。
ゆず醤油

びっくりするほどに、醤油の香りがつよいです。
かんかんに熱した炭に、10年ぐらい熟成させた濃い色の醤油をぶちまけたような、迫力いっぱいの黒い波動がびしびしと鼻にとどきます。
その黒い香りのしたに、ゆずの皮までを炭火で炙ったような香りが漂っています。
ねぎと七味は、ケチケチせずに豪快にたっぷり。
パスタを食べた印象は、酸味がまず飛びこんできます。ゆずの皮の表面ではなく、ゆずの皮と果肉のあいだにある白いフワフワをかじったときの酸味にそっくりです。
ゆずの皮をさわったとき、ゆずをお湯にいれたときのような、典雅な香りもあります。
つぎに醤油ではなく、マーマレードによく似た風味。たとえば、牛肉や豚肉をマーマレードに漬けこみ焼いたような満ちたりた味わいがあります。
ゆずの酸味のあとに、こってりと充実した醤油の旨味があり、さいごは七味がびしッと味わいをまとめてくれます。
非常にさっぱりとしている、けれども舌の味蕾でしかと旨味を実感できる、二律背反なパスタソースです。