この記事は、のりつくだにをねりこんで作るうどんのレシピを書いています。
お家にあるのりつくだにを中力粉に混ぜるだけです。海苔の香りのする漆黒にちかいうどんを作れます。
すすれる海苔といったうどんです。
パスタマシーンを使い製麺しました。
のりつくだにうどんの材料(2~3人分)

- 中力粉:200g
- のりつくだに:大さじ1
- 水:80g
- 塩:4g
- 打ち粉:適量
のりつくだにのいれる量をふやせば風味はよくなります。いれる量をふやしたときは、水の量をへらしてください。
のりつくだには、自作でも◯◯ですよでも作れます。
つかっている打ち粉の記事はコチラ。
のりつくだにうどんの調理工程
- のりつくだにと中力粉、塩、水を混ぜあわせる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
- のりつくだにうどんの出来上がり
のりつくだにうどんの作り方【 写真あり 】
のりつくだにと中力粉、塩、水を混ぜあわせる

中力粉:200gと、水:80g、塩:4gをボウルにいれる。
のりつくだに:大さじ1もくわえる。

混ぜはじめは中力粉と液体が混ざりあい粘土状になる。手で混ぜるとくっついてしまう。さいばしやゴムベラを使って混ぜるとよい。
粉と水分を混ぜる専門の調理器具をつかい混ぜた。手で混ぜるように素早く混ぜることができる。

中力粉全体に水分がいきわたり、しっとりと3mm~5mmほどの粒状になれば手をつかい粉をまとめていく。
粒状にならないときは、すこしずつ生地に水をたし混ぜあわせる。

粉をボウルにおしつけたり、のばしたり、ひとつの塊にまとめ、形をととのえる。

生地を寝かせる。寝かせると生地ぜんたいに水分がまわり滑らかになりコシもでる。
寝かせているあいだに、生地が乾燥しないようにサランラップをまいておく。
粉のまぜかた参考動画
生地をパスタマシーンでのばす

生地を作業台にとりだす。パスタマシーンもセットしておく。
パスタマシーンに通ることができる薄さに生地をのばす。めん棒や手をつかい5mmほどになるまで生地をのばす。
パスタマシーンのダイヤルは、一番ブ厚くのばすダイヤルにあわせる、のばした生地をパスタマシーンに通す。

のばした生地をパタンとふたつに折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンに通す。パスタマシーンに通す、折りたたむ、通す、一連の作業をくり返すと生地が滑らかになる。

なめらかになった生地をお好みの薄さにのばす。食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。
生地のばし方参考動画
生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る調理器具)とガイド(生地を固定する調理器具)をとりつける。
打ち粉をふった生地の先端をカッターにあわせ、パスタマシーンとガイドのうえにおく。

カッターにハンドルをとりつけ、くるくると回す。生地がカッターをとおり、うどんになって落ちてくる。手でうけとるか、清潔な器でキャッチする。

すべての生地をカッターにとおす。

うどんをすぐにゆでないときは、くっつかないように打ち粉をふっておく。
半日以上放置するときは、キッチンペーパーをひいた密閉できるようにいれる。冷暗所にいれておく。1日を目安に食べきる。
生地を切る動画
のりつくだにうどんを食べる

うどん:100gにお湯1リットルから2リットルを用意する。
ぼこぼこと沸騰させたお湯に、うどんを鍋にいれる。ゆであがる時間は粉の種類や太さ、お湯の温度でかわってくる。ゆで加減をチェックしながらゆでよう。

お好みのゆで加減になれば、うどんをザルなどにとり、冷水でヌメりをとり、表面をしめる。あとは、ふつうのうどんのように食べるだけだ。

のりつくだにをいれたが、漆黒とまで黒くはなっていない。ほのかに黒くピカリと光る。お箸でもった感触は、うどんのそれそのまま。溶けた海苔のようにつるりと逃げるなめらかさ。
麺つゆをちょんとつけすする。海苔を焼いたようなかぐわしい香り。うどんを噛むことは、海苔を噛むこととおなじことだ。噛むほど海苔のほのかに甘い香りがしてくる。麺つゆは江戸っ子のようにちょっとでいい。

のりつくだにうどんは、温かいお汁でも食べられる。かえしをお湯でわったお汁にいれる。卵をポチョンとおとす。ほのかに薄暗い夜、そこにポッカリと浮かぶ月がおぼろげに現れる。
のりつくだにうどんを作って食べた感想【 まとめ 】
のりつくだにを中力粉と混ぜれば、海苔の香りのするうどんを作れました。
すすれる海苔。海苔好きには、おすすめのうどんです。海苔をまぶせば、外と内から海苔の香りをたのしめます。
のりつくだには日本のあちらこちらで買えます。しかし、のりつくだにをねりこんだうどんは見かけません。であるならば、ご自宅で海苔をねりこみ、海苔の香りのするうどんをつくるしかありません。
パスタマシーンを使えば、うどんの幅と厚さを均一に切ることができます、素人でも。
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