日清麺職人 鶏ガラ醤油を食べた感想を書いています。
戦後からずっと愛されてきた永遠の定番でもある鶏ガラしょうゆを、日清が徹底的に磨きあげ洗練させました。
そして職人が作りあげたような極細の麺は、まるで生麺のような口あたりです。

2食いり。おいおい、値段が高くなっているのかと思いました。1食の価格は100円ちょいです。
そこまで高くなっていない、スープと麺の完成度の高さから考えるとお手頃価格といえると思いました。
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日清麺職人 鶏ガラ醤油 実食レビュー

薄口しょうゆ鶏ガラが混ざった懐かしさを感じさせる香りがふくらんでいます。
鶏ガラの汚れや血合いを徹底的に排除しきったのちに、コトコトと弱火でゆっくりと煮つめた明るい香り。
香味野菜、青ねぎやタマネギなどの香りはひかえめです。純粋に鶏の旨味だけで勝負している淡麗なスープです。
暗い部屋にとじこめられておらず、日光の光をたっぷりとあびながら、地面をトコトコと歩いた鶏だけがかもしだせる力づよいコシとコクがあります。

その鶏の脂は、べとついておらず、健康的にさらさらとしています。
舌の先端の味蕾で、純粋で透明で軽妙な鶏の脂の甘味を実感できます。
けれども、その甘味は微風のように優しく、口のなか吹きぬけていき、脂なのに繊細で軽いとすら感じました。
醤油はあくまで鶏の旨味をひきたてるために、すこしだけくわえられている印象です。
お上品な中華料理で提供されるような、単純でありながら、深みがある味わいのスープは、飲みやすく、疲れていても、体調が悪くても、するすると飲めると思いました。

麺は、博多のものよりも細い印象をうけました。
たたずまいのしっかりとしたスマートに背骨がのびている端正な麺。
麺をお箸でもった印象は、かるい。まるで、重力を感じさせないほどに麺の重さを感じません。
その麺をすすのに口のちからは、ほとんど必要なく、軽妙な音をたてすすりあげることができます。
麺の表面はすこし柔らかく、ゆですぎたかと思いました。麺の中央にすこし手ごたえの噛みごたえがあります。
けれども、麺そのもの印象は柔らかく、軽いです。
淡麗なスープの邪魔をまったくしない、繊妙な麺です。

辛い調味料をいれると、味わいの澄んだ山東省のラーメンのような印象のラーメンになります。
日清麺職人 鶏ガラ醤油の作り方

麺と液体スープがはいっています。

液体スープは、ラーメンを食す器にいれておきます。

沸騰したお湯で麺をゆでましょう。ほそい麺です。手荒にあつかうと折れてしまいます。

お湯を器にいれ、液体スープをしっかりと溶かしましょう。

麺を器にいれれば出来上がりです。