この記事は、ニッキーフーズの信州味噌ラーメンを食べた感想を書いています。
信州の風土にみがかれ、いまなお愛されつづける風味のよい信州味噌。
日本人の大多数がこのむ信州味噌をおしげもなくつかったスープ。
すこし甘めの味噌スープには、野菜の旨味と甘味もとけこんでおり優しく柔らかい口あたり。
食感が活きた野菜いり。たっぷりの野菜を追加すると味わいはさらに豊かになり、食感はにぎやかになります。
麺はほそめ、弾力とコシは強め。
一食のお値段は税込300円以下です。2025年現在。
鍋でも電子レンジでも調理可能です。個人的には、電子レンジ調理は、めんどくさいと思いました。
この冷凍ラーメンは、生協で注文しました。お家まで運んできてくれます。
信州味噌ラーメン実食レビュー
豚汁。もしくは、野菜たっぷりの味噌汁。
そんな日曜日の朝や夕方など、ほんわかした香りがひろがっています。
スープはすこし粘度があり、とろんとした口あたりです。とろみのおかげで保温効果は高めです。
信州の峻烈な寒さ対策のためのとろみでしょう。ぬくぬくのラーメンを食べることができる心配り。
豚のこまぎれの脂によくにた淡泊な脂が浮かんでいます。
その脂のしたの味噌スープのなかにしこまれている野菜の種類は、想像できない、思いつかない、それほどに、いろいろな野菜の風味が浮かび、もちあがり、ふくらみます。
にんじんをいちょう切りにした甘さ。たまねぎをすこしだけ炒めた白い風味。根野菜のような滋味。
昆布やキノコなどのグルタミン酸の謙虚な隠し味。
信州味噌のなかでも、甘めのスープだと思いました。
材料をみてビックリしました。りんごがいれられています。りんごが、はいっているとは魯山人でも気づかないレベルです。
このりんごが、いい塩梅の甘味をうみだしているのでしょうか。
器の底が見えるまで、おもわず飲みほしてしまう日本人の舌と心に調和する味噌スープ。
麺は手延ばし麺のように細目です。がっちりとした噛みごたえです。
はやめにあげた博多ラーメンのような食感です。一本一本の麺に、細いスジがとおしたように、頑健な弾力とコシです。
野菜は、生の野菜をいま茹でたように活き活きとした野菜と、すこしくたびれた野菜があります。
スープの風味は、野菜のトッピングを追加しても十二分にうけとめてくれます。
スープが野菜の水分でゆるむ、そのような印象はありません。
むしろ、野菜をがんがんと追加し、味噌の風味を厚く濃くして食べるべきスープだ、とも思いました。
野菜の食物繊維、ビタミンなどなどを美味しく食べられるラーメンともいえます、信州味噌ラーメンは。
信州味噌ラーメンの作り方
水をお湯にいれ沸騰させます。
そして冷凍庫から麺と具、スープの袋をとりだします。
透明の袋をやぶり麺と具を沸騰したお湯にいれてください。
麺がほぐれたら味噌スープを鍋にしぼりだします。
あまり沸騰させると味噌の風味が、死にます。ほどよく煮立った麺と具、スープを器にいれれば出来上がりです。
人気＆有名店のラーメン・つけ麺をお取り寄せ 宅麺.com
