三浦製麺の瓦そばを食べた感想を書いている記事です。
国産抹茶をねりこんだ、目にやさしい鮮やかな緑色のそばです。
けっこうなお点前でと、いいたくなるほどに、ふんだんに抹茶がいれられているような爽やか香りを放出しています。
個人的には、すこし焦げめをつけたほうが美味しいと思いました。
そばは、そばでも中華そばや沖縄そば系統のそばに分類されます。
緑のほかの特徴として大容量なことがあげられます。
1袋に4食入り。つゆつきです。総重量は、なんと驚きの760g。
うえにのせる具材はついてきません。
瓦そばは、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまで運んできてくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも、熱すぎて外出したくないひとも安心して瓦そばをおうちで堪能できます。
(三浦製麺)瓦そば 実食レビュー

蒼き狼たちが、疾走した草原のように爽やか。
見ているだけで、視力がぐんぐんと回復しそうな鮮やかな緑色。
そばの香りは、緑一食。
抹茶の粉をお湯でねりあげたような、爽やかで高貴な香りの分子が飛びまわっています。
そばを鼻にちかづけると、お寿司屋で飲む緑のお茶をちかづけたかなと錯覚するほどに香りは強いです。

ぱりッとこがすと、さらに香りが鋭くつよくなります。また、ぱりッとコゲめをつけると食感もたのしくなります。
日本そばのような軽さはなく、どちらかというと冷やし中華の麺にちかい食感です。

なんなら、冷やし中華として食べてもおいしいです。
焼かずにお湯でゆでると、緑茶の香りが心地よいそばとしても食べられます。

お茶漬けの素をふりかければ、お茶茶そばに。お茶の香り成分二倍。
しっかりとグルテンが結合しており、焼いても麺の芯はしっかりとした弾力とコシを保持しています。

つゆは、湯せんで温めてからそばをつけて食べます。
つゆは、甘めです。そして昆布とシイタケの旨味を抽出した出汁に、みりんと砂糖、日本酒をくわえたような甘めのつゆです。

お花畑のうえを吹く一陣の風のように爽やかで、ちくりとした緑の苦みをふくんだそばをつけると爽と甘のバランスがとれます。
甘味がおだやかな旨みに転化します。また、甘めのつゆは、母なる大地の抱擁のように様々な具材をつつみこむ懐の深さ。
ちょいとレモンの酸味をしぼりこむと味わいが、きゅっとしまります。
瓦そばの作り方 ワンポイント講座

瓦そばは、袋からとりだして焼くだけで作れます。

焼くまえに、そばの油をあらいながしてから、日本酒をまぶしてから焼くと味わいが豊かなになります。
油をあらいながすときは、ゆっくりと大事に優しくそばをあつかいましょう。切れやすいそばだと感じました。