トーエー食品のミニノンカップ麺おわんうどんを食べた感想を書いている記事です。
袋にいれられたインスタントうどんです。

おうちにあるお椀にうどんと粉末スープをいれ、あつあつのお湯をそそぎいれれば作れるお手軽なうどんです。
あッというまにできることはなく、ふたをして5分ほど大気するほど必要があります。
しっかりと待たされるのは、うどんがごん太で、肉質がマッチョな噛みごたえだからです。

そのうどんは、国産の小麦で作られています。
かつお節をたっぷりつかった上方風の端麗なおつゆです。
ワカメと油あげ、ネギがはいっています。
いろいろな食材とみごとに調和します。

お揚げ。

具材増量。

肉うどん。

卵。



天ぷら。

ヘルシーにお腹をふくらませる豆腐。
などなど、うどん屋さんで提供されるほとんどの食材との相性がよいです。
1食のお値段は、税込125円です。
うどんと具いりで、35g。
すこしお高いと感じられるお値段だと思います。
賞味期限は6カ月です。ちょっと小腹がすいたときに、ちょっと料理がさみしいときに、八面六臂の大活躍をしてくれるお椀うどんです。
おいしい保存食ともいえます。
ミニノンカップ麺おわんうどんは、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまで配達してくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも安心して、チャーミングなうどんをおうちでたのしめます。
ミニノンカップ麺おわんうどん 実食レビュー

かつお節の一番だしの香りが、ふわふわと浮いています。
たっぷりのかつお節をおしげもなく、ぐらぐらを泡をたてる寸胴でしっかりと煮つめたときにたちあがる、あのスマートでありながら、重みのある風味を実感できる香りです。
かつおが悠遊と泳ぐおつゆのしたには、昆布のまったりとした粘り気のある旨味もしこまれているように感じました。
調味料は、ひかえめ。ほんのちょっぴり、味をととのえるために、塩やみりん、日本酒を、ほんのちょっぴりだけくわえたような減塩使用に感じられる味わい。
おつゆは、はんなりとして楚々。もたれず、からまらず、するするとグビグビと飲めちゃいます。
ゆっくりと、かくじつに、かつおのグルタミン酸の旨味が脱構築され舌の味蕾にしみこんでくるのを感じられます。
このおつゆは、白ご飯を食べたくなる厚みのある旨味がありました。
白ご飯と椀うどんを食べれば、八割のひとは満腹になるでしょう。

うどんは、かっちりとした質感です。
純白で、傷ひとつなく、存在感の太さです。
ただ、ちょいとうどんは短いです。ずるずる、ぐらいの長さなんですよ、ワンカップなのでしかたありませんが。
うどんのすすりぐあいは、赤い口のうえで、白いうどんがうねっているのを感じられるほどに角がしっかりとたっています。
うどんは、うすい、けれども噛むと、みちッとした噛みごたえがあります。
しっかりと噛んだとアゴが疲れてくれる食感です。よく噛むことで、満腹中枢もしっかりと刺激され、お腹もふくれるというギミックがしこまれています。
ワンカップで100円は、すこし高いと感じられましたが、おつゆのでき、うどんの出来栄え、すべてが平均点をゆうに超える完成度。
ほんとに、ちょっとだけ食べたいときに、完成度のたかいうどんを簡単に作り、食べることができるうどんでした。


