コープ(キンレイ)の喜多方ラーメン坂内監修 喜多方ラーメンコクうま醤油を食べた感想を書いている記事です。
1食のお値段は税込285円です。
心地のよい柔らかいスープ。そして、特徴的な幅広の麺。
喜多方に行くこと、外にでることなく、おうちで喜多方ラーメンをたのしめます。

お鍋ひとつで調理できます。冷凍庫からとりだしすぐに調理可能です。食べたくなればすぐに食べられます。

作り方は、とても簡単。スープと麺と具をいれ煮るだけです。
喜多方ラーメンは、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまで冷凍した状態でもってきてくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも安心して、おうちから一歩もでることなく喜多方ラーメンを堪能できます。
喜多方ラーメンコクうま醤油 実食レビュー

やさしく、そして明るく、透明な香り。
トゲトゲしておらず、こってりしておらず、臭みなどひとかけらもない澄んだスープ。
鶏ガラは、ブロイラーではなく、土のうえをかけまわり、自由にエサをついばんだ滋味をもつ鶏の骨をつかったように、旨味がありながら、叩けば心地よい音をたてるそうなほどに澄明なコクがあります。
その上質な鶏だしに、肉厚の昆布をいれ、さらに、年輪がくっきりと見えるほどに、しっかりとしたネギの白い部分をいれてコトコトと煮たような自然でイヤみのない旨みをたくみに調合しています。
疲れていても、二日酔でも、風邪のときでも、飲めちゃうほどに、すっきりとしながらも、鶏の骨由来のあったかみ、旨味を実感できるスープです。
醤油と書かれています。醤油の風味はひかえめ、ちょっとした香りづけ程度だと思いました。
おすまし、鶏のおすましといいたくなるほどに上品なスープを一口飲むのと、鶏の関節部分から抽出された、豊かに熟したような甘い味わいを感じます。
その甘さは、ギスギスした針ネズミのケンカですら仲裁するほどに優しく、清らかともいえる至純な旨みは溶けるように口中の細胞にとけこみます。
38度のお風呂に肩までつかったように、緊張がほどけ、ゆったりとリラックスでき、スープを飲むだけで心地のよい気持ちになります。
あまりにも体が弛緩しすぎて、鼻からお水がたらりとたれる可能性あり。恋人、意中のひとと一緒に食べるときはくれぐれもご用心を。

麺は喜多方ラーメンの特徴のひとつ、幅広の麺がしっかりと使われています。
幅広の麺に淡麗なスープがよくからみ、ウォータースライダーをすべり落ちるように滑らか。
麺のはしっこは、まるでビャンビャン麵のようにビラビラとしており、ゆらゆらとした食感が舌をたのしませてくれます。
麺の芯の部分は、グルテンがしっかりと密集しており、むっちりとした弾力があり、もちもちとした歯ごたえです。
しっかりと麺を噛んでいると、充実した気持ちになります。
麺の中央を噛むと、お麩にしみこんだお汁が飛びでてくるように、麺の表面についた鶏のスープが飛びでてくる、そのあとに太陽をたっぷりとあびた健康的な小麦の味がほのかにあります。
麺のできは、冷凍されているだけで、まるで生麺そのものです。
お肉は噛みごたえのあるものが4枚はいっています。よくをいえば、ネギはもうすこしいれてほしかったです。

スープをいれずに麺と具をいれ、冷やすとつけ麺として食べられます。公認の作り方ではありません。
おうちにいながら、喜多方ラーメンの味わいをしっかりと堪能できました。
