カラムーチョをねりこんで作る自家製麺のレシピを書いています。
ポテトがからくてうまいなら麺にねりこんでもうまい。スパイシー感、じゃがいものようなホックリ感が追加されたカラムーチョ自家製麺。
一家に一台あれば、色々な麺を家で作れるようになるパスタマシーンを使い製麺しました。
カラムーチョ麺の調理工程
- カラムーチョを砕き水につける
- カラムーチョと粉を混ぜる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
カラムーチョ麺の材料(2~3人分)

- カラムーチョ:40g
- 強力粉:200g
- サラダ油:大さじ1
- 水:適量
- 打ち粉:適量
カラムーチョを買ってしまえば、お家にある材料がほとんど。カラムーチョのいれる量を増やしたときは、粉をおおくいれるか、水をおおめにいれましょう。
使っている大容量、低価格の打ち粉の記事はコチラ。
カラムーチョ麺の作り方【 写真あり 】
カラムーチョを砕き水につける

カラムーチョをボウルなどにだし、めん棒や手で砕く。

カラムーチョ全体がしめるほどの水をいれ、30分ほど放置してカラムーチョをふやかす。
カラムーチョって水につけると、ぼわっと魔人が出現するときの煙のようにカラムーチョの香りが部屋に充満した。
カラムーチョと粉を混ぜる

強力粉:200gとサラダ油:大さじ1、ふやかしたカラムーチョをボウルにいれる。

カラムーチョと粉を混ぜあわせる。カラムーチョにいれた水だけでは、強力粉が粒状にならない。そこでボウルに水を少しずつ加えながら、強力粉ぜんたいが3mm~5mmほどの粒状になるまで水をくわえながら混ぜる。

水と粉の混ぜはじめは、手で混ぜると、粘土状になった生地が手にくっつき作業がしにくい。さいばしやゴムベラで混ぜるとよい。記事では粉と水を混ぜるためだけの専用の調理器具を使っている。

3mm~5mmほどの粒になった強力粉を手をつかい1つにまとめていく。

1つにまとめた生地は1時間ほど寝かし、生地をしっとりさせる。乾燥しないようにサランラップでくるんでおく。
粉と水分の混ぜかた参考動画
生地をパスタマシーンでのばす

寝かせた生地を作業台にとりだし、パスタマシーンも作業台に設置する。

パスタマシーンにはいる薄さになるなで、めん棒や手で生地をのばす。目安として5mmほどの薄さになるまでのばす。生地がくっつくときは打ち粉をふっておく。

パスタマシーンのハンドルを操作し、生地をローラーにとおし生地をのばす。2~3倍の長さに生地がのびたらペタンと2つにたたむ。
2つにたたんだ生地をふたたびパスタマシーンにとおす。生地をのばす、折りたたむ、生地をのばす、この作業を繰りかえすことで生地が滑らかになり、麺になったときにコシがでる。

生地が滑らかになれば、お好みの薄さまで生地をのばす。食べやすい長さに生地を切り分け、くっつかないように打ち粉をふっておく。ところどころカラムーチョの粒が残っているが、食べたときにはまったく気にならない。
生地のばし方参考動画
生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を麺状にする道具)とガイドをつける。4mm幅に切るカッターを選択。持っているお好みのカッター幅を選択しましょう。 打ち粉をした生地ををパスタマシーンにのせる。

ハンドルをカッターの穴にいれ、くるくる回すと、生地はカッターのローラーの間をとおり、麺状になって落ちてくる。手で麺をキャッチするか、清潔な器でうけとめる。

すべての生地を麺状にし、打ち粉をふっておく。

自家製麺は打ちたてを食べるよりも、熟成させたほうが旨味やコシがよくなる。そこで密閉容器にキッチンペーパー(湿気対策)をしき、カラムーチョ麺をいれる。カラムーチョ麺をいれた密閉容器を冷蔵庫か冷暗所に置き、カラムーチョ麺を熟成させる。
パカリと大きく開くフタ。作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースをつかっている。
生地を切る動画
カラムーチョ麺を食べる
カラムーチョ麺をゆでる

カラムーチョ麺100gにたいして、熱湯1~2リットルを用意。
ボコボコと沸騰したお湯に、ぱらぱらとカラムーチョ麺をいれる。熱湯でヒーッとならないように注意。麺がくっつかないように、サイバシなどでゆっくりとカラムーチョ麺を泳がす。
カラムーチョ麺のゆであがり時間は、麺の太さやお湯の温度、粉の質で変わってくる。麺の硬さをチェックしながら、お好みの硬さになれば、お湯から麺をひきあげる。
ラーメン

ゆでたカラムーチョ麺を容器にいれ、スープをそそぎいれる。
この状態でかるくカラムーチョの香りがほんのりしている。

トッピングをして、香りたかいゴマ油をたらすか、ラー油をたらす。

テーブルコショウとの相性もよい。
カラムーチョ麺をすすると、のどごしは太めのラーメン。ほのかにカラムーチョのスパイシー感と香り、ジャガイモ系のほっくりした旨味がある。
しかし麺はヒーッというほど辛さはない。「あっカラムーチョはいってるんですね、そうなんですがぐらいの辛さ。」
普通のラーメンの麺よりもスパイシー感な香りと旨味があるカラムーチョ麺。
焼そば

カラムーチョ麺をゆでたあとフライパンで軽く焦げ目をつける。
豚を炒め、キャベツを炒め、ソースを熱し、カラムーチョ麺をからめる。
スープ系で食べるよりも、焼き系で食べるのが正解なカラムーチョ麺。
スパイシー感とほっくりした旨味がソースとからみ、ヒーッと叫ぶおばあさんの大声のような旨味。カラムーチョ麺はあまり辛くない、そこで辛いソースを使えば辛党の皆さまもニンマリする焼そばになるだろう。
カラムーチョ麺を作って食べた感想【 まとめ 】
ヒーッというほど辛くはありません、カラムーチョ麺。
しかしカラムーチョを練りこむことで、麺がスパイシーになり、ジャガイモのようなほっくりとした旨味がある麺になりました。
スープ系で食べるよりも、少し表面を焦がした焼そば系で食べるのがグッド。
カラムーチョのライバル『暴君ハバネロ』を練りこんだ麺レシピもあります。
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