この記事は、ジャークチキン&ポークソースをねりこんで作るパスタのレシピを書いています。
ジャークソースとはジャマイカで食べられているスパイシーなソースです。日本では香ったことのないジャークなスパイシー感のある陽気な風味です。
南国のリズがからみあったようなスパイシーの香り、すこしの辛味があり、あっさりとした鶏肉にも、こってりした豚肉もあってしまう魅惑的なソース、それがジャークソース。
そのソースの味と香りをパスタにねりこみました。
パスタマシーンを使い生パスタに仕上げました。
ジャークソース生パスタの調理工程
- ジャークソースと粉、ほかの材料と混ぜあわせる
- 生地をパスタマシーンでのばす
- 生地をパスタマシーンで切る
- ジャークソース生パスタの出来上がり
ジャークソース生パスタの材料(1~2人分)

- デュラムセモリナ粉:50g
- 強力粉:50g
- ジャークソース:大さじ1
- 水:40g
- 塩:2g
- オリーブオイル:大さじ1
- 打ち粉:適量
ジャークソースは市販のソースを使いました。
じぶんで調合したソースを使ってもらってもかまいません。
また、たっぷりのジャークソースをねりこめばそれだけ香りと風味は強く厚くなります。
使っている打ち粉の記事はコチラ。
ジャークソース生パスタの作り方【 写真あり 】
ジャークソースと粉、ほかの材料と混ぜあわせる

デュラムセモリナ粉:50gと強力粉:50g、水:40g、塩:2g、オリーブオイル:大さじ1をボウルにいれる。
ジャークソース:大さじ1もボウルにそそぎいれる。
最初から手で混ぜると、ドロドロの粉が手にくっつき作業をしにくい。さいばしやゴムベラで混ぜあわせるとよい。

粉ぜんたいに水分がいきわたり、パン粉状になり、5mmほどの粒状になれば、手で作業してもくっつかない。5mmほどの粒状にならないときは、水をボウルに追加でいれる。

手をつかい粉をひとつの生地にまとめていく。ボウルに押しつけたり、丸めたり、折り曲げたりしていると、生地はまとまってくる。

1時間ほど生地を冷暗所で寝かせる。寝かせているあいだに、生地の表面が乾燥しないようにサランラップをきちんと巻いておく。
パスタ生地の混ぜ方参考動画
生地をパスタマシーンでのばす

寝かせた生地を作業台に取り出す。生地が作業台にくっつくときは、打ち粉を生地にふる。
パスタマシーンのダイヤルは、一番生地をぶ厚くのばすダイヤルにあわせる。ハンドルをくるくると回し、生地をのばす。生地の長さは2~3倍になる。

2~3倍になった生地をペタンと折りたたむ。

折りたたんだ生地をもう1度パスタマシーンで伸ばす、伸びた生地をたたむ、パスタマシーンで伸ばす、この作業を3~5回すると、生地がなめらかになる。

生地がなめらかになれば、パスタマシーンのダイヤルを操作し、お好みの厚さになるまで生パスタをのばし、食べやすい長さに切る。くっつかないように打ち粉をふっておく。
生地のばし方参考動画
生地をパスタマシーンで切る

パスタマシーンにカッター(生地を切る道具)とガイド(生地を切るのをサポートする道具)をセット。
打ち粉をふった生地をパスタマシーンの上におく。

カッターにハンドルを差し、くるくるとハンドルを回す。カッターを通った生地がパスタ状になって落ちてくる。手やボウルで生パスタを受ける。

すべての生地をカッターに通す。生パスタどうしが、くっつかないように打ち粉をふっておく。

生パスタは製麺したてを食べるよりも、寝かせてから食べたほうがコシがよくなる。密閉容器にキッチンペーパーをしき冷暗所にて半日ほど寝かせる。
パカリと大きく開くので作業がしやすく、密閉でき、なおかつ薄いので冷蔵庫にいれても邪魔にならないファイルケースにいれ生パスタを寝かせている。
生地を切る参考動画
ジャークソース生パスタを食べる

生パスタ:100gに、沸騰したお湯1~2リットル用意する。生パスタに塩が入っているので、塩をいれる必要はなし。
お湯にいれた生パスタがくっつかないように、さいばしなどで軽くほぐす。
ゆで時間の目安は3分~8分ほど。使った粉の種類や生パスタの厚さ、コンロの火力の差などで、ゆで時間は変わってくる。生パスタのゆで加減を確認し、生パスタをお湯からあげよう。

オリーブオイルと混ぜあわせ、ジャークソースに漬け焼いたジャークチキンとトッピング。
おどろおどろしい魔女の薬草のような見ためだが、香りは眼にチカっときて、鼻につーんとくる刺激的な香りがむんむんしている。
もにゅと噛む、す~っとぬけるハーブのやや苦めの爽やかな香り、ぬ~と忍びより野菜や香辛料をつぶしたペースト的な旨味、陽気な酸味もあり後味はさっぱり。そして、食べおわると、直線的でない辛味が、じわじわと舌に広がってくる。
コーラやジンジャーエール、ビール、酎ハイにぴったりのお味のジャークソース生パスタ。パーティーに提供すると、いろいろな食事のすきま、すきまで香りの存在感をはなち、そして軽快な旨味のリズムを刻む一皿になる。
ジャークソース生パスタを作り食べた感想【 まとめ 】
ジャークソースをねりこんだ生パスタは、爽やか香りをまきちらし、ペースト的な濃い旨味がのこり、辛味と酸味が心地よいです。
いろいろな料理の味をさっぱりとさせてくれます。パーティーにジャークソース生パスタを登場させると、香りの存在感がつよく放つでしょう。
そして、南国の砂浜で焼かれているような陽気な軽快な旨味のリズムを刻みます。
ゴキゲンに陽気なジャークソース生パスタはあまり売っていません。売っていないのであれば、ご自宅で作ればいいんです。
不器用さんでも、料理初心者さんでも、パスタマシーンを使うことで、パスタの幅と太さを均一にすることができます。
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