この記事は、越後伝統へぎそば自慢ののどごしを食べた感想を書いています。
どこが、どれが、商品名なのかわからず、そのまま記載しています。
越後の名水でこねあげ、布海苔をねりこんだ越後が産んだそばです。
ひんやりとした軽快、軽妙なのどごしがたまらない、こたえられません。

海藻の香り、風味はほんのりと感じられます。
お家で越後名物を堪能できます。
へぎそば実食レビュー

そばとよぶには、あまりにも白く輝いているへぎそば。
へぎそばを手で洗った印象は、がごめ昆布などによく似ていると思いました。
昆布の成分が、そばの外にまでしみでてきているのでしょうか。

するりと糸がほどけるように、へぎそばをつかめます。油断すると、うなぎのようにつるりとお箸から逃げだすほどに滑らか。
ひょいッと口をすぼめるだけで、ぴゅるりと口中にへぎそばが侵入してきます。
潤滑油がまぶされているように、みずみずしく新鮮ななめらかさ。
口をとおりすぎる一瞬に、海藻、いや、四万十川の清流でそだった青のりのような優雅にして清爽な香りがあえかに感じられます。
爽な口あたり、快なのどごし。そばの洗練の極みの一端にふれたように感じました。
噛むと、まるで細い茎わかめを食したような歯ごたえ。
柔らかい、けれども、引きしまっている。
へぎそばは、のどごしを食すものだ、と思いました。
ほのかに清潔な海藻の香りがあるへぎそばです。いろいろな調味料、薬味をかけて食べることで、あきることなく綿々とへぎそばをすすれます。

とくに和ガラシとの相性がよいと思いました。
へぎそばののどごしが、さらに研ぎすまされシャープなものになります。
軽快に軽妙に、調子よく、疲れることなくへぎそばを食べられますが、くれぐれも食べすぎには御用心を。
へぎそばを食べた感想【まとめ】
へぎそばののどごしは、唯一無二のものです。
海藻ゆらいの滑らかすぎるともいえるのどごしです。
疲れることなく、ひょいひょいとすすれます。
海藻の香りはひかえめです。お家で越後名物を堪能できます。