海老ワンタン麺(刀削麺風)を食べた感想を書いています。

はばひろで、ちゅるちゅるで、びらびらで、つるつるで、ふるふるで、さまざまな食感が一本の麺のなかにある刀削麺風をおうちでたのしめます。

作り方は、冷凍庫からとりだした麺と具を鍋でにるだけです。

この商品は、麺が最大のセールスポイントとおもわせておきながら、愛くるしい形の海老ワンタンも存在感を発しています。
しっかりと粉をこねあげたマッチョなワンタンの生地。
その生地につつまれていても、見えるぼんぼりの灯りのように見える海老の果肉。
すこしクワイのような食感もあり、本格的な海老ワンタンでございました。
海老ワンタン麺(刀削麺風)は、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまで冷凍した状態でもってきてくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも安心して、びらびら、ちゅらちゅらと食感のたのしい麺をおうちでたのしめます。
海老ワンタン麺(刀削麺風)実食レビュー

麺のはしが、ゆらゆらと波うっています。
麺をもった印象は軽いです。はばひろな麺です。けれども、うすくのばされているので麺はかるく、さらに食感もソフト。
どの麺も似たような造形です。
はばひろの麺は、スープをたっぷりとのせており、舌との接触面積もでかい、なので火傷にはご注意を。
これだけ、はばひろの麺です。けれども、口あたり、歯ざわりは、筋斗雲が飛ぶがごとく健やかに軽いです。
重力をかんじさせない、ホバークラフトのように、舌から1㎜浮いてそうなほどに舌や歯にひっかからず口のなかにはいってきます。
麺のそとがわは、うすく、まるでエースなコックのワンタンのように繊細につらつらした食感。
麺のうちがわは、すこし厚みがあり、むっちりとした噛みごたえがあります。
グルテンがしっかりと形成されており、お風呂あがりの肌のように張りきっています。

スープは、鶏の骨、貝柱、干しシイタケなどから抽出したエキスを感じられる本格的な中華スープ。
味をひきしめる香辛料の刺激も感じました。
雑味をけずり切りシャープな味わい。そして、とぎすまされた旨味は硬質的。
そこに苦味ばしったホウレン草がアクセントとして飛びだしてきます。
赤と白、緑、視力が回復しそうな鮮やかな色合いの一杯です。

おこのみの具材をのせるキャバはあります。ネギなどと相性がいいのはいうまでもなく、すこし火をいれたトマトなんかとの相性がよいです。
酸味がくわわり、酸辣湯のような味わいになります。ゆで卵でなく、とろみをとけた卵をたらしこんでも悦でしょう。
