この記事は、マルニ食品の味千拉麺 本豚骨ラーメンを食べた感想を書いています。
半世紀以上の歴史をもつ熊本ラーメンをお鍋ひとつで作れます。
食欲の官能をよびおこす洗練されたとんこつスープ。
やわらかめの麺にそのスープがよくからみつきます。
お店でゆであげたとしか思えないほどに本格的な麺です。
野菜の旨味たっぷり、ニンニクの風味はひかえめ。次の日を心配するほどに強い風味ではありません。お好みでニンニクを追加してください。
名店の味を再現したラーメンは、生協で注文しました。
会員になり注文しておけば自宅まで運んできてくれます。忙しいひとにぴったりのサービスでございます。
味千拉麺 熊本豚骨ラーメン実食レビュー

スープの香りは、ほんわかとしたものです。強烈な個性を放射していません。
とんこつと野菜の香りが混ざったふんわりと心地よい香りです。
スープの口あたりは、かぎりなくクリーミーにちかいです。クリーミーよりは、すこしサラりとしています。
スープをはじめて飲んだ印象は、あまいです。とんこつが濃縮しすぎた結果、天然でミルキーな甘に転化していると思いました。
その甘さには、たまねぎやニンジンなどの温和で深く厚い甘味も混ざっています。
さらに甘味をしっかりと堪能していると、しいたけを乾燥させたものから抽出した堅実な風味があり、そのうえニンニクの風味までが浮かんできます。
焦がしたニンニクというよりは、ニンニクをみじん切りにして狐色に炒めたような風味です。
コンテンツが豊富で立体的な味わいをもつスープです。
それでいて、スープを飲みつづけても疲れない、胃が翌日もたれていない、手ごたえのあるスープを飲んだという充足感のあるスープでした。

ぼんぼりのように淡く白い麺。
口あたりのやわらかい麺です。麺の表面は、上等なパスタのような食感です。
銅製の型でパスタを押しだしたちょいとお高いパスタのように、こまかい溝がはいっているように感じられる麺はスープがよくからみつきます。
麺の中心には、粉が密集した食感があります。麺のゆで具合をやや硬めで、と注文したときのような食感が麺の中心に残されていました。
外側はやわらかく、内側は小麦の存在感をつよく感じられます。
冷凍ラーメンは単一な食感の麺がおおいなか、異彩をはなつ麺です。
チャーシューは、醤油と砂糖、みりんをしっかりとしみこませたような甘めの味付け。
チャーシューはうすい、けれども、しっかりと肉を噛んだ満足感はありました。
淡いともいえるスープのなかで、濃いチャーシューはしっかりと主張しています。
キクラゲの歯ごたえもしっかりとあり、食感にアクセントをうみだしています。
ねぎは少し印象が弱いです。ねぎ好きのかたは、お好みで追加してください。
人気&有名店のラーメン・つけ麺をお取り寄せ 宅麺.com
味千拉麺 熊本豚骨ラーメンの作り方

冷凍庫からとりだしてすぐに調理できます。
赤い袋をハサミで切り、透明の袋をやぶり麺と具、スープを鍋にいれます。
かたまっているスープが下になるようにいれてください。

火力は弱火です。ゆっくりとスープが溶けだします。
スープが溶けたタイミングで強火にし、しっかりと麺と具を煮てください。
作った感想としては、説明書よりも時間がかかると思いました。
