この記事は、マ・マー あえるだけ パスタソース RICH-NA(リッチーナ)のおだしカルボナーラ、旨だしボロネーゼ、醤油ペペロンチーニ、和風イカスミの4種類を食べた感想を書いている記事です。
あたらしい和パスタソースの新星、最前線。日本のおだし、調味料をきかせた和風パスタソースです。

1袋のなかには、2食分のパスタソースがはいっています。
おだしカルボナーラにだけ、黒胡椒が別袋でついてきます。忘れないようにしましょう。
作り方は、ゆでたパスタに、パスタソースをかけ混ぜるだけ。
お湯をわかし、パスタをゆでられるひとであれば、まるで一流イタリアレストランのような一皿をおうちで愉しめます。
1食のパスタソースの価格は200円を切ります。パスタは別に用意する必要があります。
和風な味わいですが、イタリアのでも、トルコのでも、ギリシャのでも、はたまた国産のスパゲッティでも、ほとんどすべてのパスタとあわせやすいソースです。
パクス・ジャポーン、ここにあり。
おだしカルボナーラ

チーズの熟れた匂いがひかえめです。
粗く、それもごく粗く、叩いただけといった様相の黒胡椒の分子が分散しています。
卵の黄身だけを使ったような色です。実際に食べてみると、淡泊な白身というよりも、味わいの濃い黄身たっぷりといったぶ厚い旨味を舌の味蕾で感じられます。
そして、黄身は、凝固して、スクランブルなエッグになる直前といった、絶妙なとろみがついています、名人芸としかいいようのない。
カルボナーラを食べているはずが、一流料亭のだし巻き卵を食べているような、そんな味わいがひろがります。
黄身の旨みに負けない、澄んで明るい白だしの旨み。くせがなく、そのくせ厚い旨味を含有する白だしの風味たっぷりです。
そして、柔らかく、甘いと思った瞬間に、危険地帯に知らず知らずのうちに迷いこみ黒い香辛料を噛むと、桶狭間の戦いのような奇襲を喰らった衝撃を口中に喰らいます。
柔らかく、和をたっとび、黄身の旨みたっぷり。それでいて林のなかからこちらに襲いかからんとする凶暴性をひめたカルボナーラです。
旨だしボロネーゼ

焼きあご、と書かれています。
焼きあごよりも、しっかりと乾燥させたカツオ節のまるでルビーのように硬質化したものを厚く削ったものから抽出した旨味をつよく感じました。
これが、あごの味だと断定するほどに魯山人クラスの舌をもたぬわが身です。けれども、青魚を乾燥させ、炙り、いい香りをたちのぼらせた香りはたしかにあります。
ただ、黒い鉄のフライパンを強火であぶり、白い煙がたちのぼったところに、塊の牛肉をなげいれ焼きあげたときにたちのぼる香りのほうを強く感じました。
さらに、その牛肉には、赤ワインのフルボディーや、長期熟成させたブランディーやらをかけまわしフランペさせた勇壮な香りも感じられます。
そして、トマトの水分を徹底的に放出し、旨味と酸味を抽出した素直な風味もかさなっています。
ボロネーゼにかんしては、肉と野菜の隠し味になっています、和要素が。いい塩梅の隠し味になっています。
醤油ペペロンチーニ

日本人だいすき、め ん つ ゆの香りと風味が強いです。
辛味のキック感。ニンニクのあの忍びよる香りはひかえめです。
個人的には、にんにく七味をふりかけたくなりました。
パスタソースの粘度は、とろりと、さらりとの中間の質感でパスタにからめやすいです。
醤油と書かれていますが、醤油よりもカツオ節の旨み。そして、豚肉の旨み、脂っぽくない純粋な豚の脂が透明なオイリーソースにしこまれています。
醤油は色づかないほどの量を香りづけにくわえています。
そして、あとあじにあえかな酸味がありました。その酸味のおかげで、食べたあとの口中はさっぱりしています。
和風イカスミ

黒いイカスミパスタ。
イカスミパスタを食べた翌日の運古ちゃんは、しっかりと黒くなります。
イカスミの液体のなかに、黒い大輪の薔薇をさかすような、しなやかで堅実な香り。
にごりも、よどみも、くさみもなく、ただただ純粋な魚醤といった香りと風味をしっかりと実感できます。
そして、黒いソースのなかには、赤いトマトの旨みがしこまれています。姿かたち、色はみえずとも赤い旨味と酸味を確認できました。
イカスミだけでなく、貝柱、もしくは昆布的な塩のミネラルをふくんだ旨味もあるように感じられました。
イカスミが苦手なひとでも食べられるかもしれないイカスミパスタでした。


