この記事は、ニップンのオーマイが売りだした至極のパスタソースを食べた感想を書いています。
おそらくは、至極は、しごくと読むと思います。このうえがない、そんな意味です。
その言葉のとおり、このパスタソースよりも出来のよいものをすぐに思いだせません。
圧巻の完成度に酔いしれるパスタソースです。
ヘタクソが作った、二流店が作ったパスタソースの味わいを確実にうわまわっています。
お値段は、パスタソースだけで、税込300円ほどです。パスタは自分で用意する必要があります。
パスタを外で食べたと想像してみてください。一流店の味わいにちかいパスタソースをワンコイン以下で堪能できるんです。
そんな至極のパスタソースシリーズです。
ボロネーゼとカルボナーラを食しました。
1人前のパスタの量は100gと書かれていますが、それよりも多くのパスタをまかなえるたっぷりのソースがパウチのなかにはいれられていました。
ソースの容量は140gです。
調理方法は、パウチにいれたままお湯で温める。もしくは電子レンジで調理できる容器にいれかえてから電子レンジで調理するです。
お湯で温めて試食しました。
至極のボロネーゼ 実食レビュー

おもむきのある洋食レストランにはいった瞬間のかおりが、器のうえに充満しています。
さまざまな食材を寸胴鍋で煮こんでいる、洋食屋のとろりとした濃色のソースの香りです。
牛肉の角が、すこし焦げた香り。たっぷりのバターで小麦粉を炒めた香り。そして、さまざまな野菜とハーブをいれゆっくりと煮つめたあの豪奢な香りがひろがっています。
パウチをあけるだけで、おうちが一流レストランに。

ソースの一口目は、牛肉の塊を焼き、それも焦げめがつくまでしっかりと焼いた牛肉の原始的な旨みが飛びこんできます。
赤いソースだけでなく、溶岩が固まった物体のように牛肉がゴロゴロところがっています。牛肉は、オーストラリア産のものと記載されていました。
牛肉のあとに、タマネギとニンジン、おなじみの野菜の懐かしい風味。それに乾燥キノコの旨みもまざっているように感じます。
牛肉と野菜の旨みをクレープのように重層的にかさねあわせた味わいがゆたかなソース。
ソースには、濃い赤色のワインをたっぷりとくわえたような満ちたりた風味も感じられます。
そして、そのワインには、幾ばくかの酸味があり、パスタソースの後味は、さっぱりとしたものです。
実感できる豪華な味わいから、さっぱりとした後味。パスタを食べる手がとまらない計算されつくされた絶妙な味わいのボロネーゼです。
至極のカルボナーラ

香りはひかえめ。白銀の世界のように悠然と静かな気配です。
しっとりと濡れそぼり、つややかにのびるソースは、スパゲッティ一本一本に優雅にからみついています。
素人がつくったように、卵に火がとおりすぎ、チーズが結合し、ぼそぼそ、ごろごろ、べちゃべちゃしている食感は、まったく、ちっとも、これっぽちもありません。

熟練の職人がねりあげたカルボナーラとおなじ口あたりです。
ぷっくらとふくらんだ黄身の旨み。そして、オレンジ系の柔らかいチーズと、何カ月、何年と乾燥させた白いハードタイプのチーズの味わいが感じられます。
卵黄とチーズの典雅な味わいには、一片の瑕疵もなく、またあくまで精妙で自然な味わい。人工的な気配はひとつまみもなく素朴でありながら、豪奢、豪華な味わい。
黒い胡椒がすくないのは、ちいさい子どもでも食べられる配慮か。黒胡椒ずきは、自分でたっぷりとふりかけましょう。
黒胡椒をたっぷりとふりかけても卵黄とチーズの旨みはゆるぎません。
ベーコンは、「おっ、ベーコン太いね」と思わずつぶやいてしまう太さと厚み。
ベーコンというよりも豚肉を弱火で煮たような印象です。燻煙などはひかえめ。
上品な卵黄とチーズの味わいのバランスを崩しません。
そして、まるで中国のトンポーローのように、ふるふるとフォークのうえで踊る柔らかな豚肉です。
チーズの旨みの海のなかに、豚肉の湿潤な味わいはゆっくりと溶けていきます。豚肉は独立しておらず、ひとつの旨みの円のなかに組みこまれています。

