マルニ食品の糖質オフ 一風堂 白丸元味を食べた感想を書いています。
糖質が気になるひとにとって希望の一杯。
麺の糖質が30%オフされています。
白濁したスープは油っぽくなく、洗剤をつけずとも器をきれいに磨きあげられました。
チャーシューとキクラゲ、青ねぎ(やや存在感うすい)豚骨の三種の神器もしっかりと備えています。

調理方法は、鍋で茹でるか、電子レンジで調理するかのどちらかです。
1食のお値段は税込500円ほどです。
糖質オフの豚骨ラーメンは、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまで冷凍した状態でもってきてくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも安心して、ンスパゲッティをおうちでたのしめます。
糖質オフ 一風堂 白丸元味 実食レビュー

しっかりと焼きあげた野菜の香りが、勢いよく放射されています。
豚よりも野菜。ヘルシー感を前面に押しだしています。
タマネギとニンニクを狐色、いや、もっともっとさらに焼きあげたような、かんばしい香りの分子が充満しています。
さらに、イカを焼くとしみでてくる水分をもんじゃのようになるまでパリパリに焼いたものによく似た香り、さらにエビやカニなどの甲殻類を焼きあげた風味もあるように感じられました。
豚骨と鶏をぬいた長崎ちゃんぽん、野菜と海鮮の香りつよめ、そんな印象の香りです。

スープの味わいは、ベジタブルです。こうばしい香りがつよい、けれどもスープの色は豚骨らしく白色。
豆乳にコーンをうらごししたものをくわえたような、ぽってりと淡く甘い印象のスープです。
もっともっと厳密にベジタブルに特化すれば、どこかで爆発するようにヒットしそうな可能性をひめているように思いました。
お上品なスウープのようでたいへん飲みやすく、豪快というよりも繊細といった爽やかな印象をうける味わいです。

麺は細めのストレート。
麺の舌ざわりは柔らかめです。片栗粉やタピオカ粉を混ぜいれような健やかさがあります。
麺の中心は、こんにゃくをすこし柔らかくしたような弾力とコシがあります。
麺の茹でぐあいは、ふつうよりもやや柔らかめだと感じました。
糖質がオフされているとは感じられない、すこぶるできのよい麺です。
チャーシューは天然のお肉を切りわけたような味わい。脂身と赤身の境目をしっかりと実感できます。
白いスープに浮かぶやわらかいスープのあいまあいまに、黒い鮮烈な歯ごたえのキクラゲの存在感をつよく感じられます。
白と黒、柔と剛、さまざまな対比が、一杯の器のなかにしこまれていました。
