五木食品の福岡小倉風焼うどんを食べた感想を書いています。
複数の削りぶしの風味を実感できる醤油ベースの焼きうどんです。
削りぶしの旨味を前面におしだした、しっかりとした味わいを堪能できます。
香りと風味はゴージャス、けれどもソースの味わいは淡泊、淡麗な焼きそばで、さらりとしたソースで食べやすい焼うどんです。

うどんとソースつきで1食100円ちょっとです。具はついてきませんので用意する必要があります。
個人的な意見としては、豚系の旨味、お肉やラードをくわえると魚の削りぶしの風味と混ざりあい味わいが濃く厚くなります。

また、削りぶしと醤油メインの味わいは、野菜がもつ本来の滋味をひきだしてくれるソースです。
たっぷりの野菜をおいしく消費することができるんです。野菜ぎらいのかたでも、もしかしたら野菜を食べらえるようになるかもしれません。

作り方は、野菜と豚をいためてからうどんをくわえ、ソースとからませて作ります。
透明な袋にはいっているうどんは、水などで洗ったほうがとりだしやすく、さらに混ぜやすいです。
五木食品の福岡小倉風焼うどんは、常温保存できます。おいしい保存食としても活躍します。
削りぶしの香りと風味が特徴の福岡小倉風焼きうどんは、生協で注文しました。
注文さえしておけば、おうちまで運んできてくれます。
いそがしくて買い物にいけないひとも安心して、保存食としても活躍する福岡小倉風焼きうどんをおうちでたのしめます。
福岡小倉風焼きうどん 実食レビュー

かくじつに、かつお節の香りのほかに、魚を乾燥させて削った香りがあります。
それはこの魚を乾燥させたもの、とはドンピシャにあてることはできません。
が、おそらく2~3種類の魚の削りぶしの香りが混在しています。
かつお節だけでも、十二分に焼きうどんの香りをにぎやかにしてくれるというのに、さらに援軍がくわわっているのです。
香りはにぎやかをとおりこし、はなやかなものへと転化しています。
おそらく、脂がたっぷりのサバ節はふくまれているように感じました。
焼きうどんの香りは、魚の削りぶしがメインで、ちょいと醤油とミリン、日本酒をくわえたサラサラなソースです。
軽快と軽妙さをもつソースで、さらりとお上品に洗練された印象です。

うどんの外側は、鏡面のように磨きあげられておりつるつると舌をすべります。
うどんが舌のうえを通過するとき、うどんのしっかりとした角の存在を感じとれます。
うどんを噛んだ印象は、柔らかいです。ふわっと空気をふくませたように歯ざわり。
歯がグラグラしていても、歯茎だけでも食べられそうなほどに柔軟(やわやわ)です。
ソースがからんだうどんを口中にいれると、魚の削りぶしの風味が、戦隊ヒーローの登場シーンのように口中にひろがります。
魚たちの風味が、玉手箱から威勢よく飛びだしてきました。
おかげで、さらりとしたソースの味わいが肉厚にふくらみ、旨味が立体的に組みたてられます。
たくさんの魚の削りぶしの風味をくわえることで、味わいが平坦でなく、優雅で典雅なものになりつつも、どこか庶民の食事といった懐かしさをも含有している焼きうどんでした。
